名古屋大学の職員の男が、名古屋市中村区の集合住宅に侵入したとして逮捕されました。男は女性の後をつけて集合住宅に入ったとみられ、警察が詳しいいきさつを調べています。

 逮捕されたのは名古屋大学の職員で、名古屋市中村区に住む相田暁彦容疑者(35)です。

 警察によりますと、相田容疑者は今年9月の午前0時ごろ、中村区内の集合住宅のエントランスに入った建造物侵入の疑いが持たれています。

 集合住宅に住む女性から「男につきまとわれた」などと相談があり、警察が防犯カメラなどから相田容疑者を特定しました。

 相田容疑者は女性の後をつけて、そのまま集合住宅のエントランスに入ったとみられ、調べに対し容疑を認めています。

 中村区内では今年夏ごろから女性が面識のない男につきまとわれる事案が数件相次いでいて、警察が余罪がないか調べています。

 職員の逮捕を受け、名古屋大学は「遺憾に思います。事実関係を確認の上厳正に対処したい」とコメントしています。