Xiaomi、108MPカメラのCC9 Pro発表。背面にカメラを5つ搭載、前面カメラは32MP

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Xiaomiが1億800万画素(108MP)のカメラを搭載したスマートフォン、CC9 Proを中国で発表しました。

108MPのセンサーとして、1/1.33インチのSamsung ISOCELL Bright HMXを搭載。過去に1インチセンサーを搭載したNokia PureView 808がありましたが、スマートフォンに搭載されるイメージセンサーとしては、かなりの大型です。


CC9 Proには108MPカメラのほか、光学5倍の望遠カメラ(5MP)、光学2倍のポートレート向けカメラ(12MP)、117°の超広角カメラ(20MP)、2MPのマクロカメラと計5つのカメラを背面に搭載。フロントにも32MPのカメラを採用します。

Gallery: Xiaomi CC9 Pro hands-on | 37 Photos

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5MPの光学5倍望遠カメラは、10倍のハイブリッドズームと50倍のデジタルズームもサポートしていますが、108MPのカメラを利用し、そこから画像を切り出すことも可能です。

Xiaomi CC9 Pro

ただし、108MPのセンサーでは1ピクセルあたりのサイズが小さくなるため、低光量になる問題もあります。そこで、4ピクセルを1つにまとめ、2700万画素相当のセンサーとして動作も可能です。ちなみに十分な光量があれば、高さ4.24mの野外広告サイズのプリントも可能だとしています。

そのほかの仕様としては、ディスプレイは6.47インチ(2340 x 1080)のAMOLEDで、SoCはSnapdragon 730G。RAMは6GB/8GB、ストレージ128GB/256GB。カメラだけをみるとハイエンド端末のようですが、実際にはハイミドル端末となっています。

バッテリー容量は5260mAhでPD 30W充電に対応。指紋センサはディスプレイ内蔵で、珍しく3.5mmジャックも搭載しています。

価格は6GB+128GBが2799元(約4万4000円)、8GB+128GBが3099元(約4万8000円)。8GB+256GBのPremiumモデルが3499元(約5万4000円)。なお、108MPカメラは通常モデルは7枚構成のレンズですが、Premiumモデルのみ8枚構成のレンズを採用しています。いずれも11月11日に中国で発売予定です。

いまのところ中国外での発売は不明ですが、Xiaomiは同じく108MPのカメラを搭載するMi Note 10の発売を予告しています。おそらくは、CC9 ProのグローバルモデルがMi Note 10になるものと考えられます。




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