「ポケモンGO」、初の国内有料イベントでトラブル相次ぐ

ITmedia NEWS / 2019年11月6日 17時46分

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きょだいポケモン「レジギガス」

 スマートフォンゲーム「Pokemon GO」(ポケモンGO)で11月2日、国内では初となる有料イベント「巨大ポケモンの謎を解け!」が行われた。しかし一部地域で参加特典のレイドパスがもらえない障害が発生するなど、いくつかトラブルもあったようだ。

 イベントの開始時間は午前11時。事前にチケットを購入していた人は、きょだいポケモン「レジギガス」が登場するスペシャルリサーチ(クエスト機能)を起動し、タスク(課題)のポケモン捕獲やレイドバトルに挑んだ。

 また当日は初めて「色違い」が実装されたレジロック、レジアイス、レジスチルの伝説レイドバトル復刻初日でもあった。有料イベントの参加者はレイドパスが最大10枚もらえたため、色違いを求めてジムを渡り歩く人たちも各所で見られた。

 しかし、仙台市など宮城県の一部では、有料イベント参加者がジムのフォトディスクを回してもパスが出てこない障害が発生。プレイを中断したり、有料アイテムのプレミアムレイドパスを使わざるを得ない人が続出した。宮城県では11月4日まで「ラプラス+宮城巡り」イベントが行われていたため、不具合の原因をそれと関連付けて推測する人も多い。

 ポケモンGOを運営する米Nianticは、同日の午後に不具合を修正し、Twitterの「NIANTIC SUPPORT」アカウントで報告した。ポケモンGO公式アカウントもリツイートしていたが、アプリ内での告知はなく、気付かずに帰宅してしまったトレーナーもいたようだ。

 今回の不具合についてNianticに問い合わせたが、「システムの不具合があり、一部のエリアのトレーナーの皆さまにご迷惑をおかけいたしました」と回答するにとどめ、詳細については非公開とした。なお、過去のイベントでは、不具合で無駄になった有料アイテムについてトレーナーが問い合わせたところ、補償(アイテム)を受けられたケースもある。問い合わせは、アプリの「設定」メニューにある「不具合の報告」で行える。

 イベントの目玉だったレジギガスの仕様でも一波乱。イベントの告知は、初登場のゲージわざである「ギガインパクトを覚えたレジギガス」に会えるという内容だったが、実際には他のゲージ技を覚えたレジギガスも出現。わざは「わざマシンスペシャル」というアイテムでギガインパクトに変更できるが、複数のわざからランダムに選ばれるため、運が悪いと何個も消費してしまう。この点についてもSNSなどで不満を吐露するトレーナーが続出した。

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