[PR]

 ヒデキが帰ってきた――。昨年5月に亡くなった西城秀樹さんが、日本のソロ歌手で初の球場コンサートをした大阪球場。その跡地に立つ「なんばパークス」(大阪市浪速区)で、西城さんのメモリアル展が開かれている。

 西城さんは1974年から10年続けて大阪球場でコンサートをした。葬儀では大阪球場の外野席をモチーフにした祭壇が作られた。なんばパークスには「ゆかりの地でメモリアルイベントをしてほしい」という要望がファンから寄せられたという。今年9月に西城さんの追悼写真集が発売されたのを機に、メモリアル展の開催も決まった。

 展示が始まった1日、会場にはファン数百人がつめかけた。西城さんの写真パネル約50点やコンサート衣装が展示され、球場コンサートの映像も上映された。ファンたちは時に涙をぬぐい、時に笑顔で手拍子をしながら思い出に浸った。

 兵庫県三田市のパート従業員の…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら