治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

医療にチャンスはあげたよね

2019-06-07 07:03:41 | 日記
さて、新サイトでは
・トップページ
・自己紹介コーナー
・浅見ブログ
・会議室

があります。
自己紹介コーナーは200字くらいの自己紹介。別に書かなくてロムでもよいのだけれど、他SNSからきてここにいるよ! っていう目印にもなるし、何しろ「実は治りたい人そんなに少なくないんだぞ。治りたいって思っていいんだよ」ということを次世代に伝える意味もあるので、書いていいと思う人は書いてくださいね。保護者はハンドルネーム推奨。支援者は本名。とくに医療従事者を名乗るのなら本名もしくは私が身元を把握しているハンドルネームであることが参加の条件です。

会議室はトピック別です。
まずは
「我が家の治った自慢」
それと成人当事者の方々による
「私の治った自慢」
下書き始めててくださいね。

そのあとどういうトピックを立てるかはこれからの流れ次第ですが、一応今立てるつもりでいるのは
・飯テロ
とか
・診察室で聴けない医療情報

のコーナー。
実は25パーセントは診断を失う(治る)とか、運動療法こんなに効果ある、とか、そういう論文とかのリンクを張ったり、医療との付き合い方を話し合うコーナーにします。

25パーセント診断を失うなんていう話、まず日本の発達関係の医者からは出てこない情報ですからね。でもちゃんと論文があるし。

昨日レジュメ書きながら考えてたんだけど、私は医療にチャンスをあげたよね。
私が社会人として自閉の人たちに接していて、「ああこれだから社会で生きるのがきついんだ」と思ったのはメンタルな部分ではなかった。

まずこれどうにかならないかと思ったのはこの四点です。

1 感覚過敏
2 睡眠障害
3 ボディイメージがわからない
4 季節の移り変わりに弱いこと

これに医療は手も足も出なかった。なんにも治せなかった。
でも私の方には、この四つさえ治れば社会に出られるし、この不可思議な身体感覚が社会性やなんかの育ちを阻んでいるという仮説があった。
そして実際この四つが治る方法が見つかると情緒も安定し、社会に出られる→社会性がますます育つの循環、正の芋づる式が始まった。

あとそれで身体アプローチの本が売れるようになって、たとえば赤本が出た頃まだ生まれていなかったお子さんたちが身体アプローチに取り組むようになると、まさに「就学前に健常児になってしまう」という現象がぽこぽこ起きているのが今ですな。

その間ずーっと「エビデンスガー」をやっていた人はご苦労さんです。
でもじゃあ「一生治らないという論文を出せ」と言っても誰も持ってこられないのが現状。悪魔の証明しろと言っているんじゃないんです。そんなに論文論文言うのならそっちも「一生治らない」という論文を持ってくれば? ということ。

まあともかく、「診察室では聴けない医療の話」楽しみにしてくださいね。

あ、あとてらっこ塾の大久保さんが月産250キロメートルを達成したようなので(走ったということ)ワークアウト自慢のコーナーも作ろうかな、と思いました。

私は今筋トレとかストレッチに時間を割くようになったので以前ほどキロメートル稼いでいませんが、夏は月産100くらいはやるつもりよ。今は100切ってる感じかな。

腰割でもいい、蹲踞でもいい、片足立ちでもいい。片足立ちは閉眼で三分できて始めてまともに二足歩行している人間(by 栗本さん)。今日これやった! っていうコーナー作ってもみんな励みになるかもしれませんね。
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