フィギュアスケート男子の2010年バンクーバー冬季五輪銅メダリストで、昨季に現役復帰した高橋大輔(33)=関大KFSC=が6日、東京・日比谷で開かれた主演アイスショー「氷艶 hyoen2019ー月光かりの如くー」のディレイ・ビューイング先行上映会に出席。男子シングルの選手として最後の大会となる12月の全日本選手権(東京)に向け「有終の美を飾れるかどうか分かりませんが、精いっぱい頑張りたい」という決意を語った。
高橋は当初、西日本選手権(滋賀県立アイスアリーナ)に出場する予定だったが、ジャンプ練習で左足首をひねり捻挫などを負ったために欠場した。このことを「大事をとって休みをとらせてもらいました。大変申し訳なかったと思います」と謝罪した高橋は現在の患部の状態について「回復に向かって…。休んだら治るので。きっちり全日本に向けて仕上げていきたい」と語った。
また、この日は来季から転向するアイスダンスについても言及。村元哉中(木下グループ)と組んでの2020年北京冬季五輪出場について問われると「ほぼ不可能に近いぐらいのパーセンテージ。本当に大変なことと思っているので簡単に言えないですけど、そこを目指すということで頑張ってやっていきたい」と話していた。