公開日:2005.12.02
負債総額が原則30億円以上の倒産企業および信用変動企業を掲載。
東京シティホールディング(株) | [東京] 外国為替証拠金取引業 |
---|
破産手続開始決定 / 負債総額 約46億円
TSR企業コード:29-578592-6
東京シティホールディング(株)(新宿区新宿5−4−1、設立平成15年10月、資本金8000万円、山下奉機社長)は11月16日、東京地裁に破産手続開始を申し立て、11月24日破産手続開始決定を受けた。破産管財人は川崎直人弁護士(中央区銀座4−10−6、電話03−3545−0983)。負債は債権者約1050名に対し約46億円。
東京シティホールディングは平成15年10月に設立された外国為替証拠金取引業者。外国為替証拠金取引のほか穀物・生糸・ゴム・砂糖・コーヒーなど商品先物取引の受託業務も行っていた。しかし、今年7月に金融先物取引法が改正され営業を継続する上で困難な状況が重なり業績が悪化、金融庁のヒアリングにより債務超過が判明し、業務改善命令及び10月28日から6カ月間の業務停止命令を受けていた。また、「海外商品市場における先物取引の受託等に関する法律の規定に違反する事実が認められた」として、農林水産省からも10月28日から6カ月間の業務停止命令を受けていた。
債権届出期間は平成18年1月31日まで、債権者集会は3月13日午前10時より。