全曲テクニカルランキングって面白いですよね。
一曲だけじゃなくアケフェスにある全ての曲と難易度で競えるのは燃えます。
ただまぁ今回それがチラッと問題となってるようなので少し私見を述べようかな、と思います。
(なんだかんだでちゃんとブログ更新してる)
全曲テクニカルランキングは、μ'sとAqoursに分かれて集計されており、EASY-CHAの通常譜面5種類+特別譜面のPLUS/SWITCH/COMBOの3種類で計8種の合計スコアにより順位が決められます。この仕組み自体には問題点は特にないのではないでしょうか?
問題となっている点は、COMBO譜面によって全テクの大半が決められているという点です。ただこれはあくまでやられている方のお話を聞いただけに過ぎず、その真偽は不明です。
そこで今回は少し統計を取り、客観的分析を行いました。その上で真偽を確かめたいと思います。
調査方法として
①8種の難易度が実装されている楽曲を対象に、μ'sとAqoursから4曲ずつ調査対象曲を決める
②対象曲はTwitter ID @zt_cam様が作成されたchallengeのNJAP難易度を元に下位、中位、上位の3曲を私の方で選曲+新曲の4曲とします。
一曲だけじゃなくアケフェスにある全ての曲と難易度で競えるのは燃えます。
ただまぁ今回それがチラッと問題となってるようなので少し私見を述べようかな、と思います。
(なんだかんだでちゃんとブログ更新してる)
全曲テクニカルランキングは、μ'sとAqoursに分かれて集計されており、EASY-CHAの通常譜面5種類+特別譜面のPLUS/SWITCH/COMBOの3種類で計8種の合計スコアにより順位が決められます。この仕組み自体には問題点は特にないのではないでしょうか?
問題となっている点は、COMBO譜面によって全テクの大半が決められているという点です。ただこれはあくまでやられている方のお話を聞いただけに過ぎず、その真偽は不明です。
そこで今回は少し統計を取り、客観的分析を行いました。その上で真偽を確かめたいと思います。
調査方法として
①8種の難易度が実装されている楽曲を対象に、μ'sとAqoursから4曲ずつ調査対象曲を決める
②対象曲はTwitter ID @zt_cam様が作成されたchallengeのNJAP難易度を元に下位、中位、上位の3曲を私の方で選曲+新曲の4曲とします。
具体的には、μ'sは1-9まで難易度があるので、1-3,4-6,7-9の三つに分けそれぞれの中から特別譜面がある1番難易度が高いものとします。
Aqoursは1-6まであるので1-2,3-4,5-6として分け同様に選曲します。
新曲を一つ選択する理由として、触っている時間が比較的短くなっていることが理由です。
その要素がどんな影響を与えるか調べる必要があります。
③カスタマイズサイトのランキングを参照して1位-100位のスコアを最高値、最低値、その差、中央値をまとめ、譜面ごとの影響力を数値化します。
以上の方法でデータを集めました。
そしてその結果が以下のようになります。
またデータの採集日は11/5 13時頃から20時頃であり、その間の更新は誤差として扱います。
(ここでの理論値とはあくまでもスコアのみの数値です。レートは関係ありません。)
EASY
というわけで無事まとめ終えたんですが、言われている通り最も最大差が大きいのはCOMBOでしたね。しかもえげつない。
1曲あたりで7万近く離されてますもんね...そりゃあそうなるわ。
PLUS譜面の中でも同じくらい点数が離れる曲はありましたが、それでも2曲程度でした。これは完全に繋ぎの難易度やMWが新曲なことも影響しているのかなと思います。
以上よりCOMBO譜面のデータに注目し、他の難易度のデータと比べた所、一個だけ強い傾向を発見しました。
それはCOMBOは他譜面に比べ中央値の偏りが下位寄りになっている点です。
他難易度はやや上位から中位に寄った数値を見せていますが、COMBOは違いました。
そこでCOMBO譜面の四分位数を取ってみました。
今回において
25位と26位のスコアの平均が第三四分位数
50位と51位のスコアの平均が中央値
75位と76位のスコアの平均が第一四分位数とします。簡単ですね。
解説させて頂きますと、上位内においての差はかなり大きいのですが、下位になるにつれて差は小さくなっているようです。
第3四分位数と最大値の間で数万の差が生まれているのに対し、第1四分位数と中央値および最小値の間には数千から多くて1万程度の差になってます。
このことから上位のなかでの数%のユーザーが多くのランキングで同様にランクインし、かつコンボで差をつけることの出来るユーザー数は少ないのではないか、と予想がつきます。
解説としてはこんな感じですかね。ではこれと全テクについての関係に対する私見を述べさせていただきます。
僕の個人的な理想としては、全テクって全ての譜面が集計対象なので、総合力のあるユーザーにこそ上位にいて欲しいんです。けれども最初の統計から分かるようCOMBOが差を決定的につける要因となり、なおかつそれができるユーザーの数が少ないのが現状です。つまりその少ないコンボユーザーの方が上位に居座る状態となっております。
COMBOってかなり簡単に作られている譜面なので、曲ごとの違いって他難易度に比べてあまり無いんです。ということはCOMBO難易度に関してはCOMBO難易度の全譜面を逐一マスターする必要はなく、連打力さえあればどの譜面でも点数を稼げるんですね。
これっておかしいと思うんですよ。
さっきも述べたんですが、全テクって色んな要素や難所を総合的に見て力のある人がランクインすべきだと僕は考えます。もちろんCOMBOができないなら全テクにランクインするのに相応しくはないと思いますし、純粋にアレを伸ばすのは僕には無理です。凄いと思ってます。
そして運営には少し譜面ごとのパワーバランスを考えて欲しいなぁと思います。COMBOは先程も述べたように曲ごとに難所を作るのが難しいものなので、全テク集計にあまり影響しないような点数調整をしていただけたら理想かなと。どちらかといえば他難易度の合計が拮抗した時に、最後の最後で差をつける要素となるなら最高ですね。めちゃくちゃアツい。
今回もダラダラと筆を執りましたが力をめちゃくちゃ入れたので最後まで読んで頂いてとても喜ばしい気持ちです。また近いうちにアケフェスに関する統計記事とか書いてみたい。大変やけど。
あとせっかくなら知識をしっかりつけてやるべきかな。高校までの数学には限界があるので...。
とはいえ今回はその知識である程度見えるものがあったのでラッキーかな
余談ですが最後に感想。
通常譜面で1番差がつくのってHARDだったんです。しかもEASYやCHALLENGEなどHARDを基準に易化難化するにつれて差が少なくなっているのが面白かったです。これはプレイ層の違いなのか純粋にHARDが大変なのか...色んな要素が影響していそうですね。
それと新曲が与える影響がPLUS以外であんまり見えてこなかったのが残念...どちらかといえばNS前譜面とNS後譜面の低難易度に違いが見られたのは予想外の発見。
適当に中央値も一応調べておくかーって調べた結果今回めちゃくちゃキーポイントになったことが今回の企画としては1番の驚き。必要なさそうと見切りをつけずに試してみたからこその成果でした。
自分で可能性を狭めないことの大切さを知りました。また賢くなってしまった。てへへ。
ここいらで今日はおしまい。
それではまた。