中学生3人に高崎署が感謝状 高崎祭りに迷子の男児保護で
感謝状を受け取った(左から)藤森さん、松本さん、佐藤さん

 迷子になった幼児を保護したとして、高崎署(神戸勇署長)は30日、いずれも高崎片岡中3年の藤森裕人さん(14)、佐藤亮太さん(14)、松本渉美さん(15)に感謝状を贈った。

 同署によると、3人は高崎まつりが開催された8月4日夜、JR高崎駅の東口付近で、男児(4)が1人で泣いているのを発見。不審に思って声を掛け、おんぶするなどして近くの交番へ連れて行った。男児の親からまつりの本部へ捜索願が出ていた。男児はまつりの主会場となっていた西口のもてなし広場から東口へ向かったとみられる。

 3人は「泣いていたので何かおかしいと思った。無事で良かった」と振り返った。神戸署長は「高崎まつりは人が多く、迷子になった子どもを見つけることは難しい。よく声を掛けて保護してくれた」と感謝した。

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