概要
2020年向け 開発者向けブラウザ拡張機能9選 の初っ端で紹介されているRefined GitHubを見て、即導入したら圧倒的なGithub体験を得られたのでそれを紹介します。
使いながら気づいたことを主に書いてるので、定期的に追加するかもしれません。
本記事はRefined GitHubのChrome版(v19.10.13)で動作を確認していますが、基本的にはFirefox版でも問題ないと思います。
リアクションにユーザアイコンを追加
コメントに対するリアクションがある場合、誰が押したのかをオンマウスすることなくユーザアイコンで確認することができます。
コメント入力欄でインデントできるように
通常だと、コメント用のテキストエリア内でTabキーを押すと、次のUIにフォーカスが遷移してしまうところ、インデントを入力できるようになります。これによってコメント内で簡易的なコードを書くのが物凄く楽になりますね。
PRをビルド結果で絞り込む
PR一覧のフィルタリングに、Status
メニューが追加され、ビルドが成功しているか、失敗しているか、実行中かで絞り込むことができます。 CIも通らないPRなんてレビューしないぜ というスタンスのときに役立ちます。
Issue/PRをまとめて開く
Issue/PRを複数選択したときに、Open all
というメニューが表示され、新しいタブで全て開くことができます。 まとめてコードレビューしてやんよ ってときに有用です。
役立つ404ページ
存在しないファイルパス(ex: https://github.com/storybookjs/storybook/tree/next/addons/knobs/src/hoge/fuga/foo/bar) を開くと、通常の404ページに加え、どのディレクトリ階層まではファイルが存在するかを教えてくれるリンクが表示されます。
コメントしたIssue/PRの一覧を表示
issue/PR一覧画面での絞り込みメニューに、 Everything commented by you
が追加され、自身がコメントしたissue/PRのみに絞り込みます。
リリース/タグごとのchangelogを確認する
Changelog
メニューが表示され、前回分との差分を確認できる。ライブラリのバージョンなんかをあげるときに重宝されます。
markdownファイルをmarkdownのまま表示する
READMEとかのコード自体を見たい時、これがないと本当に不便。
レビューの確定UIがシンプルに
Comment
/ Approve
/ Request Changes
の選択が、ラジオボタンからボタンになり、2クリック要していたのが1クリックで済むようになります。些細ですが大事ですね。
PR上からファイルのrevertを実行
容赦なくrevertコミットが完了するので取り扱い注意。
コード差分でメタ記号を非表示に
差分のある行の左端に表示されてた、 +
-
の記号が表示されなくなります。コードをコピペしたいときに余計な記号までコピーされちゃうのを防げて地味に役立ちます。
マージ時のコミットメッセージの文字数でバリデーション
73文字以上のコミットメッセージを書こうとするとバリデーション違反になってマージできなくなります。コミットメッセージの1行目はシンプルにしましょうね。
タブメニューにReleasesを追加
本当にちょっとだけ嬉しいやつ
その他
- コメント入力用のテキストフィールドが行数に応じて自動でリサイズする
- インデントを8スペースから4スペースに変更
- 同リポジトリ内のURLを短縮
- 非表示になったコメントをインラインでプレビュー
- PRで、マージ先ブランチが更新されてる場合は、それを取り込むボタンを表示する
- 他、細々としたUI改善
さいごに
本記事では、Refined GitHubの個人的に 「こいつは有用だ!」 となった機能のみ掲載していますが、他にもかゆいところに手が届く様々な機能があります。他にも こいつぁーべんりだ! ってのがありましたら是非ともコメントで教えて下さい。
これ、ホントそうですよね。便利そう。使ってみます。