毎年この時期に「首里城まつり冊封粉砕」を叫び街宣する極右団体の皆さん
- 毎年「首里城まつり冊封儀式粉砕」を街宣する極右団体とは !?
- 2015年10月31日、第2回
- 2016年10月29日、第3回
- 2017年11月3日、第5回
- 2017年11月4日、第6回
- 2018年10月28日、第7回
- 2019年10月31日、今年は !?
- 私たちの足下で展開されるヘイトスピーチを許してはならないということ
あの10月31日の朝から、
沖縄県民が深い喪失と悲しみに沈んでいるとき
またいつものように、首里城の火災は、外国人のせいだ、反日のせいだ、反基地派のせいだ、プロ市民のせいだ、とか騒ぎたてるネトウヨが大量発生しているのですが、
大丈夫ですか。
首里城の火災?朝鮮人の放火じゃないでしょうね?
おまとめはこちらから。
「中国・韓国人による放火」「プロ市民の仕業」 首里城火災でネットにデマ相次ぐ
沖縄タイムス2019年11月1日 08:27
首里城火災を巡り、インターネット上には「在日朝鮮人の仕業」「中国人か韓国人による放火」などのヘイト投稿や、「プロ市民の仕業」「パヨクの陰謀」といった根拠のないデマが相次いだ。専門家は「不確定情報は拡散しないで」と呼び掛けている。
反日、中国人、韓国人、反基地派がー、などと騒ぐ、無知蒙昧なネトウヨさんたちに対し、
思慮深い良識ある沖縄人は誰も語ろうとしないので、今日は、代わりに思慮深くも謙虚でもない「ご近所さん」が、本土のネトウヨの皆さんに、語られない沖縄の真実をお伝えようと思いますよ。
よーく、耳をかっぽじって聞いてくださいね。
毎年「首里城まつり冊封儀式粉砕」を街宣する極右団体とは !?
以前から首里城まつり「粉砕」を叫んでいたのは、実は、本土からやってきた「日本人」の極右ヘイト団体のほうです。
極右沖ウヨの皆さんはみんなご存じのはずですが、都合悪いから、知らないふりでもして、反日がーとか、プロ市民がーと叫んでるんでしょうか。
この団体のバナーを見てみよう。「あってよかった、島津の侵攻 ! 琉球処分 ! 沖縄は日本だ ! 国営公園なら国旗でしょ? 首里城まつり冊封儀式粉砕 ! 」。この団体はどんな団体なのか、ご説明いたします。
https://stgeoge.ti-da.net/d2015-10.html
毎年、この時期になると、首里城周辺で「首里城まつり冊封粉砕」を声高に叫んでいたのは、反日でも、在日外国人でも、反基地派でも、パヨクでもない。
県外から移住してきたメンバーで構成され、沖縄の街中で毎週ヘイト街宣している極右団体「シーサー平和運動センター」です。
シーサー平和運動センター特集、第一弾
本土からやってきて毎週沖縄の繁華街でヘイト街宣しながら、JICA 施設を借りて、首里トライリンガル・トーストマスターズクラブをしているシーサー平和運動センターの久我信太郎をご紹介。
決してヘイトに慣れてはならない理由 - 毎週ヘイト街宣をつづけてきたヘイト団体「シーサー平和運動センター」がタイムスの記事に !
シーサー平和運動センター特集、第二弾
シーサー平和運動センターと連座し、チャンネル桜でキャスターもやっている、琉球大学工学部学部長の、和田知久さんをご紹介しました。
チャンネル桜キャスターで琉球大学教授「和田知久」氏が、「情報倫理」の名目で極右思想「モラロジー」を必須単位に組み込み、学生に履修・合宿を強要している件
第三弾目の今日も、
県外からやってきた「過去の彼らの痕跡が消えないうちに、いくつか、時系列で、この団体の首里城まつり「粉砕」活動を記録しておきましょうね。
彼らは自分の小さな脳内の巨大な妄想で、首里城まつりを中国共産党の陰謀と考え (゚ロ゚屮)屮、 沖縄の中共化のシンボルとして、その首里城まつりの歴史ページェントを「粉砕」しようと考える、そんなトンデモ団体です。
2015年10月31日、第2回
10.31冊封儀式粉砕デモ記者会見(7'24") - YouTube
露骨な侵略主義を隠そうともしなくなっている中国共産党。媚中派県知事の「先住民/少数民族」発言と相まって、毎年行われる屈辱の冊封儀式は、県民の生命財産保護の観点から、即時取り止めなければならない。2015年10月31日、「公正と信義を取り戻す市民の会」は、守礼の門を出発点に冊封儀式粉砕デモを敢行いたします。昨年に引き続き2回目です。
2016年10月29日、第3回
この時の主要メンバーはこの四人。
・本土から移住した久我信太郎
・奄美生まれの元祖極右金城テル
・本土からやってきた琉球大学和田知久
ざっと見たところ、まじで県外出身の活動家ばかり。
意味不明なヘイト活動で海外から来たアジア系外国人を追いかけワーワー騒ぐメンバーは別として、少しはまともなことを語るかもしれない琉球大学工学部の学部長、和田知久氏のシーサー街宣スピーチを聞いてみましょう。
これが和田教授の街宣のお姿です。 教授会の皆さんでご確認ください。
和田氏に聞きたいのは、中国共産党の人権侵害批判、それがどう首里城まつりとつながりがありますか !? 本土の遣唐使祭りや小野妹子遣隋使も中共のメッセンジャーですか !? 長崎三福寺やら黄檗宗も中共と何の関係がありますか。伝来した仏教も共産主義由来として叩くつもりですか?
こんなめちゃくちゃな妄想を大声で・・・彼らは、神道原理主義なのでしょうか。八幡神社も秦氏を祭る渡来系といわれているのに、このイミフなダブスタ排外主義。
自分の都合で沖縄にやってきて、毎年の首里城まつりで大声の迷惑すぎる「粉砕」街宣活動、もういいかげんにしてほしい。
2017年11月3日、第5回
2017年11月4日、第6回
久我 信太郎 - 本日11/4首里城前にて冊封粉砕街宣:... | Facebook
2018年10月28日、第7回
「あってよかった、島津の侵攻 ! 琉球処分 ! 沖縄は日本だ ! 国営公園なら国旗でしょ? 首里城まつり冊封儀式粉砕 ! 」のバナー
2019年10月31日、今年は !?
さて今年もシーサーは首里城の側で大声でがなり立てて観光客に迷惑をかけたのか !?
結果から言うと、彼らは今年は何故か例年の粉砕街宣を計画しなかった。今年、一転して彼らが計画したのは善意のハロウィンパレードだった。
10月28日、沖縄タイムスがシーサー平和運動センターの記事を書く
初めて沖縄タイムスがシーサーのヘイト街宣を記事にする。
10月30日昼、水曜日のシーサー街宣に警察出動
五年間放置されてきたシーサー街宣に警察が出動した。当日の街宣は中止になった。
阿部岳 / ABE Takashi on Twitter: "きょう水曜日は
きょう水曜日は「シーサー平和運動センター」久我氏による那覇市役所前ヘイト街宣の日。 撮影しようとしたカウンターの男性のスマホを久我氏が取り上げ、もみ合いになった。警官7人が出動した。 男性は「足元のヘイトを見過ごしてきたことを悔やんでいる」と語った。久我氏は街宣をしなかった。
10月30日夜、QAB 琉球朝日放送がシーサーと久我を取材する
シーサー平和運動センターと久我信太郎のヘイトスピーチが初めてテレビで取り上げられる。普段はシナと差別語を使う久我が、チャイナと言う言葉を使っていたところに彼のわずかな緊張を感じます。
2019年10月30日
那覇市役所の前に掲げられたのぼり。これは中国の思想や政治体制を批判する団体が掲げているもので毎週この場所で抗議の声をあげています。
久我信太郎さん「チャイナ(中国)が進めているようなことについては、全部とりあえず一掃しなければならないと思っています。そういった意味でのチャイナ(中国)の影響というものを沖縄から一掃しなければならないと思っています。実際に中国的な思想もそうでしょうし、チャイナ(中国)の振る舞いが危険そのものでしょということです」
久我さんは中国的な思想を受け入れることを危険だと感じておりその危機感を県民に対し訴えていると話します。
10月31日昼、ハロウィンパレード
今年、彼らは首里城まつり粉砕ではなく、事前にハロウィンパレードのバナーをデザインし、心身障害と共に歩むハロウィンパレードの計画をした。こちらのパレードのほうが数千倍素晴らしいことは言うまでもない。
狂信的なヘイトと過激なデマ活動さえなければ、彼は素晴らしい子ども想いの父、妻との想い出を大切にする優しい夫なのだろう。
未明の首里城の火災の後のツイート。
ここで
我々の検証はおわりである。
私たちの足下で展開されるヘイトスピーチを許してはならないということ
思慮深い沖縄人は誰も遠慮して語ろうとしないから、代わりに思慮深くもないご近所さんが、ネトウヨの皆さんに、語られない真実をお伝えしました。
目を見開いて現実を見てみましょう。
ネトウヨは、反日外国人がー、反基地派がー、プロ市民がーと騒ぎ立てるけれども、
首里城まつりの歴史ページェントを自分の小さな脳内妄想で中国陰謀論と絡ませ、毎年、この時期に首里城まつりを目の敵にして街宣していたのは、実は本土の「日本人」極右ヘイト団体のほうでした。
極右団体にとって、首里城と首里城祭りとは、沖縄ヘイトと陰謀論の可視化された標的だったのです。
それを知らないふりして、反日外国人がー、反基地派がー、プロ市民がー、とか、あまりに都合よすぎませんか。極右沖ウヨの皆さんはみんなご存じのはずですが。
彼らが毎週、大声でやっている沖縄ヘイト、外国人ヘイト、そして山のようにそこにデマをがなり立てているスピーチに対し、県議会は本気で対策してほしい。
どれだけ多くの人が彼らのヘイトに困惑し傷ついているか、ちゃんと面と向かって考えるべきである。
こうしたヘイトは放置すればエスカレートする。
観光立県をめざすなら、観光客が往来する国際通りで外国人や沖縄の文化をターゲットにした大音量のヘイトスピーチ街宣への規制に舵を切ってほしいと切に願う。