こんにちは。hamariです。
以前ツイートしたように僕はぶっちぎりでJR東海が第一志望でした。
僕は本当はJR東海に行きたかった。
ぶっちぎりで第一志望。
リクルーター含め社員全員がカッコいい。
顔がとかじゃなく雰囲気が。
話していると
"日本は俺たちが支えているんだ"
っていうオーラがヒシヒシと伝わってきた。
今回はそんな僕が体験したJR東海の就活体験記を綴っていきたいと思います。
ちなみに、僕のJR東海の選考結果は最終面談敗退(正確には本社面談1回目)でした。
一応は、本社ステージまで進むことができたのである程度はJR東海を志望する就活生の参考になると思います。
この記事ではJR東海についての企業分析などは詳しくは載せません。
JR東海を志望するような就活生はそのくらい自分で調べていると思いますので…
もしまだ全然できてないよ…という就活生はOBを利用してください。
自分の通う大学にJR東海に就職している先輩がいる方々はかなり有利です。
就職実績は就職支援課や検索すれば出てきます。一人でもOBがいるのなら意地でも探し出すこと!!
そのOBに話を聞くのが一番の企業研究になります!
それでも物足りない…、そもそもOBいないという就活生はSNSを活用するしかないです…
JRなどの鉄道業界志望の就活生ならペン助さん(@pensuke)、
エアラインならあび太郎さんや(@avitarooo)、アポロさん(@airline_adviser)
など、有益なSNSアカウントもいっぱいあります。
最近は以下のようなサービスもあるので活用してみるのも良いでしょう。
無料で役に立ちそうなものはどんどん利用するべきです。
少し話がそれましたが、この記事では就活生に本当に役立つネットにはあまり出てきていないようなリクルーター面談の詳細、本社面接の質問事項や面接はどんな感じの雰囲気だったかなどを詳細に書き綴っていきたいと思います。
上記のような他の就職活動本や会社別就職試験対策本などよりも何倍、何十倍にも有益な情報をふんだんに載せていますのでこれさえ読めばJR東海への就活試験対策は網羅できると思います。
鉄道総合職という超安定&超大手企業を目指す方々のための指南書になればなと思います。
JR東海の総合職になるのってどのくらい難しいの?
そもそもJR東海の総合職ってなに?
JR東海は知名度抜群で東海道新幹線を走らせている鉄道会社ってことは知っているけど、総合職ってどんな仕事をするの?
新幹線の運転士や車掌になるの?
新幹線を作れるの??
こういった方も中にはいるかも知れませんので、簡単にJR東海の総合職について解説します。
JR東海の総合職は下記のように”車両系統””運輸系統””事務系統””電気・システム系統””施設系統”の5系統があります。
理系職種は”車両系統””運輸系統””電気・システム系統””施設系統”の4つになりますね。業務内容は簡単にまとめると以下の表のようになっています。
僕は最初の方は車両系統と運輸系統で迷っていましたね。
ちなみにプレエントリーの段階でどの職種を志望するか決める必要があり、併願はできません。
本題のJR東海の選考難易度は?
鉄道好きに限らず安定志向の就活生、ハイレベルの学生にも大人気のJR東海の総合職ってどのくらいなるのが難しいのだろう??
このように考えている就活生の方多いのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、就職難易度は最難関クラスだと考えていいです。
決して自分が内定をもらえなかったとかではなく、優秀な学生であっても普通に落ちます。
皆さん御存知の通り、JR東海はJR各社の中では総合職採用の学歴が最も高く「JR東大」の異名もついているほどです。
東大京大からは30名が採用されており、早慶と地元の名古屋大学を合わせると60名を超えた採用実績があるそうです。
そもそも、なぜこんな事になっているのか。
それは、JR東海の総合職採用は独自の選考ルートによって選考を行っているからです。後ほど詳しく記述しますが、そもそも選考ルートに乗れない学生がほとんどであると考えていいです。
その選考ルートのイメージですが以下のような感じです。
この図のように総合職にOBがいないと選考ルートに乗れません。旧帝大・早慶レベルで区分しているのは、OBが確実にいる大学だからです。
旧帝大・早慶レベルでなくても、OBさえいればリクルーターがつく可能性があるのでチャンスはあります。
リクルーターの影響力
ここではそのリクルーターについて詳しく解説していきます。
これまでの書きっぷりから、JR東海についてはリクルーター制度が存在していることがわかると思います。
ここのリクルーター制度は尋常ではないほど採用に直結します。
特に総合職に関しては、このリクルータがつかないとESすら通りません。
(このES(笑)に関しては後程詳しく説明します。)
何度もしつこくて申し訳ないのですが、リクルーターは自分の大学のOBが付いてくれます。
そして、このリクルーターが付くのが
まで。さらに言うと事務系は北海道大、九州大からの採用実績はないらしいです。
(5年位前の情報だから今は採用されているかもしれないです)
インフラ系は基本学歴重視だがここまでの完全学歴重視の企業はめずらしいと思う。
逆に言うと上記の大学の人ならプレエントリーして説明会に参加すればどんな就活生であってもリクルーターは付いてくれます。
内々定を取った同期に聞いたところ車両系統全体での合格者は15人程度だったそうです。
巷にあふれている採用実績大学のランキングはあてにならないです。
あれはプロフェッショナル職やアソシエイト職も含んでいて日大や芝浦工業大から総合職が出るのはありえません。
厳しいこと言いますが、学歴が足りていない就活生は諦めてください。
対策するだけ時間と労力の無駄です。
(自分の大学にOBがいるって方、インターンに合格していた方は別ですよ!そこは徹底的に調べ上げてください。リクルーターさえ付けばチャンスはあります。)
JR東海の選考ってどんな感じで進んでいくの?
まず最初に、僕が体験した2017年卒のJR東海の就活スケジュールについて書いていきます。
以下が、僕が体験した選考スケジュールです。
2/12 1dayカンパニーツアー(車両系統)@新大阪
2/19 車両系統セミナー@名大
2/26 1dayカンパニーツアー(運輸系統)@名古屋本社
3/2 車両系統セミナー@名駅+懇親会
※セミナーという名の選考です。グループディスカッションがあります。
3/8 ES提出
3/11 社員懇談会
3/16 車両系統セミナー@名駅+名古屋駅見学
※セミナーという名の選考です。グループディスカッションがあります。
3/23 リク面1回目@名駅 (リクルーター:Nさん)
3/24 ビジネスフォーラム〆切(品川)
3/28 リク面1回目の通過連絡
3/30 リク面2回目@名駅 (リクルーター:Hさん)
4/1 リク面2回目の通過連絡
4/6 リク面3回目@名駅 (リクルーター長:Kさん、リクルーター:Hさん)
4/7 小牧研究所見学
4/11 本社面接@品川 (車両課長、車両部長)
僕自身、プレエントリーの3月まで運輸系統か車両系統かで悩んでいたので両方の説明会や座談会に参加していました。
この他、大学内で細々したJR東海の説明会があったのですが、すべて出席しました。
これを踏まえて、スケジュールにおけるイベントの深堀りしていきます。
インターンシップについて
JR東海はサマーインターンとウィンターインターンの2回あります。
このインターンシップの人気も毎年非常に高く、コースによっての参加倍率は80~90倍にもなります。
インターンシップは、本選考と同じように系統別に5つのコースが用意されています。
①事務系統…主に文系学生向け
②運輸系統…主に理系学生向け(専攻不問)
➂車両・機械系統…主に材料・機械系の学生向け
④施設系統…主に土木・建築系の学生向け
➄電気・システム系統…主に電気・情報系の学生向け
このインターンに参加することで第一志望であることの熱意をアピールでき、就活本番の時に有利になる可能性が高いです。
ただ、個々の採用方式はリクルーター枠を突破できるかにかかっているので正直インターンに参加したからといって採用に有利になるわけではないと僕は思っています。
(先輩の体験談によるとインターンルートが存在するらしいですが、僕の年はサマーインターンに参加していた他の研究室の同期でもリクルーター面談を突破できていなかったので、結局はリクルーターに気に入られるか否かにかかっていると思います。)
そうはいっても、インターンに参加することでJR東海の事業について詳しく知ることができ、他の就活生(インターンに参加していない就活生)よりかは確実にアドを取れるのでもちろん参加した方が良いと思います。
インターンシップ選考の流れ
JR東海のインターン選考の流れは、書類選考→面接→参加という一般的なものになっています。
JR東海の書類選考では、小論文などはないためエントリーシートの内容がカギを握ります。
本選考では無条件でリクルーターがつき面談に進むことができる旧帝大・早慶レベルであっても、エントリーシートの内容がきちんと書けていないと容赦なく書類選考で落とされます。
書類選考で落とされてしまうと、そもそも面接にすら行けませんので全力でESを作成してください。
面接は、東京・名古屋・大阪でそれぞれ開催され、基本的に大学所在地から最も近い会場で受けるように指定されます。例えば、北海道大学や東北大学であれば東京、九州大学や京都大学であれば大阪といった感じです。
なお、遠方からの学生には会社規定額で旅費が支給されます。
さすが利益率45%のJR東海ですね!!
面接会場に到着すると、控え室に同じ時間帯に面接を受ける学生が何名か待機しているそうです。
その後、パーテーションで区切られた複数の面接会場でそれぞれ面接を受ける形になります。
この面接ですがやや圧迫気味とのこと。
JR東海の面接は圧迫なことが多いとネットに書かれていたりしますが、これは正しいと思います。
実際、本社面談でも結構圧迫だなと感じました。
これは、質問とその答えに対して「なぜ?」を繰り返していくことで、じっくりと学生の考えを見る狙いがあるためと思われます。
面接官の性格や人柄にもよるとは思いますが、そういういった雰囲気はあると思います。
そのため、ある程度自分の考えが整理できていないとじわじわと詰められる感じがして圧迫と感じてしまうのだと思います。
面接時点でも5~10倍程度の倍率になると思いますので万全に対策をして挑んでください。
面接に合格すると東京・名古屋・大阪での全ての面接が終了後、連絡がきます。
インターンシップの内容
JR東海のインターンシップ(運輸系統)は、静岡県三島市にあるJR東海の研修施設にて、5日間かけて実施されます。
具体的な内容としては、
- 新幹線などに関する講義
- 実際の現場及び浜松工場の見学
- 最後はグループワークを行い発表
が行われるそうです。
インターンシップ期間中には懇親会の場も多くあるため、多くの社員さんとざっくばらんに話をすることができます。このときに、リクルータとなる社員さんもいたらしいので、顔を売っておきましょう!
また、彼はインターンシップ中、東京にある新幹線の指令室を見学した際、下の写真のような記念品をもらえたそうです。
めちゃめちゃ羨ましい!!
JR東海の企業説明会・セミナー
はじめに、言っておきます。
確実に出席点があります。
そして、リクルーター面談の際のリクルータが持っている参考資料に書かれています。
(こっそり面談の時見えてしまいましたので…)
企業説明会や座談会に参加すると最後に専攻、志望系統、座談会の感想などを各B6くらいの紙を渡され記入させられます。これが出席カードです。
2/12 1dayカンパニーツアー(車両系統)@新大阪
2/19 車両系統セミナー@名大
2/26 1dayカンパニーツアー(運輸系統)@名古屋本社
3/2 車両系統セミナー@名駅+懇親会
※セミナーという名の選考です。グループディスカッションがあります。
3/8 ES提出
3/11 社員懇談会
3/16 車両系統セミナー@名駅+名古屋駅見学
※セミナーという名の選考です。グループディスカッションがあります。
リク面までのスケジュールを再度記載しましたが、上記スケジュールの太字のイベントでは全て出席カードを提出した記憶があります。
この出席率によって志望度を測っているのだと思われます。
なので、
車両系統セミナー
就活解禁までにリクルータが付く大学では上記のようなセミナーが各系統において開催されます。
序盤(1月とか)は全ての系統について万遍なく説明が行われますがだんだんと系統が分かれていき、その系統に特化したセミナーになってきます。
もちろん、このセミナーに参加している社員は全員リクルーターです。
つまり、もうこの時点で選考始まっています。
なので、積極的に質問をして顔を覚えてもらいましょう。
がっつきすぎるのは返って印象を悪くするのでよくないですが、セミナー終了後も最後まで粘って質問しているとそのあとに懇親会に連れて行ってくれることがあります。この懇親会で仲良くなればだいぶ有利です。
質問についてですが、僕は事前に30個ほど考えて行っていました。
就活解禁後の3月に開催された車両系統セミナーではグループディスカッションがあり完全に選考のにおいがプンプンしていましたね。
1dayカンパニーツアー
各系統に分かれて1dayインターンシップのような感じで開催されます。
1dayカンパニー―ツアーでは座談会+懇親会を開いてくれるし、新幹線の見れない部分が見れるから行くべきだとは思います。
ここに参加していた社員さんは特に大学のOBの人とかではなかったので直接的には選考には関係ないような気がします。かといって、全くOBがいなかった訳ではないので気を抜きすぎるのもまずいかと思います。
余談ですが、昼食には東海道新幹線で販売されている駅弁が出てきます。笑
ただひとつ気になったのは、ここに参加していたのも高学歴の人が多かったこと。
新幹線の車両見学の際、車両基地までバス移動なのですがその際、周りの子たちと話した時、京大、九大、東北大、一橋大、金沢大の人だったような思い出があります。
ですが、それ以下の地方国公立大やMARCHの就活生は見当たらなかったので厳しいと思われます。
この1dayカンパニーツアー、応募の時、所属大学だけ入力するページが出現するんですよ。
僕はここで学歴フィルターをかけて、ある程度学歴がある人しか参加できないようなシステムになっていると思っています。(憶測ですが…)
ビジネスフォーラム
3月の就活解禁後に実施される1dayカンパニ―ツアーのようなものです。新大阪、品川、浜松の3か所で開催されます。
”1dayカンパニー―ツアーのようなもの”と書きましたが位置づけは全く違います。
ここで”ほぼ”と書いたのは不参加であっても採用のケースはあるからです。
実際、OBの中にも申込みし忘れて参加できなかった方もいるそうですが、リクルーター面談は突破できたようなので参加の可否だけで即不採用になるとは言い切れません。
ただ、参加することに越したことはないので参加はしましょう。
小牧研究所見学
リクルーター面談で評価が高かった人のみが呼ばれる研究所見学です。
”ホント最先端のことやっているんだ”と感動した思い出があります。
ここではあえて詳しくは書きません。是非自らの手でリクルーター面談で高評価を勝ち取って見学に呼ばれるように頑張ってください。
ここは本当に行く価値ありです。
リクルーター面談・本社面談
ここでは、自身が体験したリクルーター面談・本社面談の全質問事項を含めた詳細を赤裸々に紹介していこうと思っていました。
ですが、以前公開した記事にてDMの中に以下のような内容の意見を頂きました
JR東海現役社員の者ですが、さすがにリク面の内容(しかもかなり詳細で具体的な)を不特定多数の人が見ることができるネット上に晒すのはかなり不味いと思います。すぐにでも消すべきです。
一件程度なら正直スルーしようかと思ったのですが、同様の内容の意見が4,5件ほど寄せられたのでこの記事のリクルータ面談及び本社面談の内容に関しては不特定多数の方に見られないよう有料noteにて公開したいと思います。
内容としては、
リクルーター面談1回目
リクルーター面談2回目
リクルーター面談3回目
最終面談(本社面談1回目)
に関して単なる質問内容だけでなく、日時、場所、雰囲気までも含めて全て吐き出しています。
僕としてはこれからJR東海を目指している就活生にはどこよりも役に立つ内容だと自負しています。
詳細は以下のリンクからどうぞ!!
東海旅客鉄道(JR東海)から総合職として内定をもらう方法(リクルータ面談【1次・2次・3次面談】+本社面談編)
※イメージとしては以下のデンソーやトヨタ自動車の記事のような内容です。
JR東海を目指した理由と面接で必ず聞かれること
航空宇宙工学専攻の僕がJR東海を目指した理由と実際にJR5社の面接を受けてみてこれは確実に聞かれるなと思った質問をまとめています。
以前のツイートとかぶる内容もありますがご容赦ください…
航空宇宙工学専攻の僕がJR東海を目指した理由
なぜ航空宇宙工学専攻の僕がJR東海を第一志望にしてたかというと、ありきたりだけど
世界中探しても他にはない、現在と未来の日本の大動脈を安全・安定に支えるという大きな使命に挑戦し続ける姿に心惹かれた
のがまず一つ目。もっと噛み砕いて言うと、
唯一無二のリニアに携われることができること、
そして今や日本の人達(特にビジネスマンには)必要不可欠となっている東海道新幹線に携わることができる
と思ったからです。
そして、二つ目が
就活を通じて社員さんと関わっていく中でこの方たちと一緒に働きたい!!
って心の底から思ったからです。今現在もあの人達と一緒に働いてみたかったなあと思うほどです。
インターンシップを含めて、何回も参加したカンパニーツアーや説明会で実際に会ったどの社員の方々からも(ほんと全員から)自らの仕事に誇りと使命感を持っていることを強く感じたんですよね。
自分の就活の軸には「将来の自分の子供に誇れる仕事がしたい」っていうのがまずありました。
この軸があったから、このような尊敬できる人たちと共に働くことができれば、
日本を背負う強い使命感の中で人々の生活を支える力になれ、生まれ育った日本へ直接的に貢献できる
と思って、私の「将来の自分の子供に誇れるような人生を歩む」という夢の実現にもつながると考えたからぶっちぎりで第一志望でしたね。
JR東海に入社して何がしたかったか?
僕はとにかくリニアに携わりたいと思っていました。
- 今世紀最大の民間プロジェクトに携わりたい。
- 自分が携わったことで日本の未来をもっと良くしたい。
と思っていました。
少し大げさだけど、日本の未来を大きく変える仕事は中央新幹線以外に考えられなかったです。
この、大プロジェクトに携わることができればこの上なく子供に誇れる人生を歩めると思っていました。
そして、これからの東海道新幹線と並ぶ日本を支えるもう一つの軸になるのは間違いなくリニアだと思うし、これから多くの人が携わると思います。
多くの人と関わりながら6年間学んできた工学の知識を生かしつつ幅広く仕事をしたいと考える私にとって大変魅力的に感じていました。
その中でも、リニアの車両設計(仕様設計、基本設計)をしたかったですね。
大学院時代の研究では空力が専門だったこともあり、それを生かせる仕事がしたいと考えていました。
これまで、経験したことのない500km/hという中での空力の技術に携わりたいという想いが強ったですね。
なんで鉄道なのか?
自分の就活の軸は2つあって
・多くの人と関わりながら6年間学んできた工学の知識を生かしつつ幅広く仕事をしたい
という軸でした。
その背景で、鉄道を志望したのは一つ目の軸である「将来の自分の子供に誇れる仕事がしたい」という点にマッチすると思ったからです。
将来の自分の子供に誇れる仕事とは何かと考えた時、社会的な影響力が大きくそれを近くで実感できる仕事だと思いました。
僕は、大きな人の流れを生み出すことができる唯一無二の存在である鉄道は最も社会的な影響力が大きい仕事と思っていました。
それから僕は、
これだけ日本の鉄道は人々に信頼されているし、動かなくなったときは人の流れが寸断され、ものすごい多くの人が困る、その分、これほど多くの人々に与える影響力の大きなものは他にないなんじゃないか
と考えるようになって、そこから社会的な影響力が大きくそれを近くで実感できる鉄道の仕事に携わりたいと思うようになりましたね。
なんで総合職なのか?
総合職を志望したのは二つ目の軸である「多くの人と関わりながら6年間学んできた工学の知識を生かしつつ幅広く仕事をしたい」という軸に当てはまると思ったからですね。
総合職、中でも鉄道の技術系総合職は、車両開発から保守メンテナンスまで全てを担い、製造するだけじゃなくて,使ってもらうところまで携わることができるところが魅力的でした。
さらにそれだけでなく、車両を通じて工学に軸足を置きながらも、将来的に経営側を含めたより幅広い分野で活躍できるチャンスがあるところに魅力を感じていました。
また、他の業界に比べ多くのジョブローテーションがあることから幅広い分野で理系の知識を活かせるとともに吸収もできると思った。
そして結果的に、幅広い視野を持つことができ、のちに現場や他系統の橋渡し的な存在となることで多くの人と関わりながら仕事ができると思った。
さらに、将来人事や教育の仕事に就くことで現場の社員に影響を与え、その人たちが何万人ものお客様に影響を与えることができる。
結果的に、より多くの人に影響を与えることができるのではないかと思って魅力的だったから総合職を志望しましたね。(このエピソードは他の企業にも活かせると思います)
なんで車両なのか?
鉄道会社の軸となるのはやはり鉄道車両であり、車両系統の担う使命は最も大きいと考えていたからですね。
そして、今まで学んできた工学の知識を最も生かすことができるのは車両であり最も自分が貢献できる系統だと思うからでした。
また、車両の総合職が全系統の中で一番多くの人と関われる点も自分的にとても魅力的に感じました。
現場はもちろん運輸、施設、電気すべてと密に繋がっている上、メーカーの方とも関わることができるからね。
そもそも鉄道が社会に貢献できているのは、人々が「鉄道は安全」だと信頼し利用するからだと思っていました。
工学を学んだ自分は、鉄道車両の安全を守ることで社会に貢献できると思って車両系統を第一志望にしていました。
以上の5項目に関して当時自分が抱いていたJR東海に対する思いを綴ってきました。なぜこの5項目を選んだかというと初めにも書きましたが、JR5社を実際に受けた身として、これらは鉄道会社総合職の採用面接で聞かれる可能性が非常に高いと思ったからです。
なので、これから鉄道総合職を受けようと考えている方々、上記の5項目は確実に答えられるようにしておいた方が良いですよ!
就活解禁前の今の時期からやっておいたほうが良いことは?
これまで、書いてきたようにJR東海の総合職から内定を手に入れるにはリクルーターがつくことが第一条件です。
まずは、自分の大学OBにJR東海の総合職の先輩がいるか徹底的に調べ上げてください!
もし、いなかった場合は残念ですが潔く諦めましょう。ここの企業は書類選考すらありません。
”リクルーター面談に通過するかどうか”ただそれだけです。
今、自分の大学OBにJR東海の総合職の先輩がいない大学3年生の方がいたら他大学院進学を検討してみてはどうでしょうか。
事務系統、運輸系統以外は主に院卒から採用されています。
JR東海が意識する学歴は最終学歴です。院で旧帝大レベルの大学に進学することができればリクルーター面談にはほぼ100%呼ばれます。
実際に自分も学歴ロンダリング組です。それでも本社面談まで行けました。
また、リクルーター面談を突破するには自分のことをどれだけ理解できているかが必須条件になってきます。
もう既に、リクルーター面談に行くことができそうな方は”自己分析、企業研究”今はひたすらこれを行いましょう。
自分が今までに取ってきた行動を掘り下げていけば、考え方や性格が絶対どこかに出ているはずです。