孫さんだって『繋がらない』と叱られていた。楽天携帯にソフトバンク社長

携帯参入「そんなに簡単なことではない」

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楽天携帯(MNO)サービスの事実上の延期について『技術の連中は全員そうなると知っていた。5月・6月くらいかな』──。そう語るのはソフトバンクの宮内謙社長です。宮内社長は、ソフトバンクも過去にエリア整備で苦しんだエピソードを挙げ、『楽天も長い年月をかけて頑張る必要がある』と述べました。

宮内社長のコメントは下記の通りです。

『孫さんも昔こういう場(記者会見等)で怒られていた。地方では繋がらないとか、店の奥が繋がらないとか言われ続けた7〜8年があった』(宮内社長)

『一番コストがかかるのは基地局の建設や用地、あとバックホール。光のネットワークで基地局を繋げる必要がある。そういう要素を考えると大変な事業』(同)

『ボーダフォンを買収したとき、たった1万5000局しかなくて"繋がらない"と言われたが、これを23万局に広げた。他社のことは言えないが、そんなにカンタンではないと技術者は思っている』(同)

『それこそ全然違ったやりかたで、上(人工衛星)からばさーっと落とすとかならいいが、まだ先の技術なのでどうしても基地局を作る必要がある。これは楽天も長い年月をかけて頑張らなければいけない』(同)



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