最強予備軍

ども、みＲＯです。今回はタイトル通り感想文です。

ﾈﾀﾊﾞﾚするつもりかわかんないけどとりあえずそうかもしれないので最初に断っておきます。

ネタバレ注意！




＜はじめに＞アニメ版kanon[京アニver.]を見た理由。

動機、というかなんで今更？っていう意味で。今までは１０話までしか補完しないでずっと放っておいたのですが、最萌えトーナメントでkanon勢が奮闘しているのを見て「そういえば･･･」的な感じで補完することに、というどうでもいい理由から。見た先はニコニコ動画。コメントは全消しで見ました。放送から時間が経っているのもあって画質はなかなか綺麗なままでした。

＜ちょっとしたバックヤード＞
ぇー、俺はkey大好きです。この二次的空間に入ったきっかけがkanonプレイしたことですからそりゃもう大好きです。

keyと言えば出すゲーム全て知名度は高いと思うのですが、今まで俺がプレイしたのはkanon,Air,CLANNAD,プラネタリアン･･･かな。智代afterとリトバスはまだやっておりません。

やった四つのゲーム中、プラネタリアン以外は全て２周↑はしています。その中でもkanonは話が短いということもあって一番回数こなしています。

・・・ということで俺がkeyで一番内容詳しいのはkanonなんですよね。シナリオ別にクリア回数は違いますが、真琴シナリオと名雪シナリオは補完回数が桁違いです。栞シナリオも回数多いです。１０回はやったんじゃね？ってくらいです。もちろん、kanonの中では一番好きなシナリオの３つなんです。ちなみに小説版も買ってあります。それだけ好きなんです。


これらが俺のkanonに対するバックヤードなわけです。


さて、ここからアニメ版kanon[京アニver.]を見て感じたことを気ままに書いていきます。全体的にです。


さてさて、まず全体的感想。

さすが京アニ、作画は神Ｌｖなんじゃないでしょーか。前半のキャラの動きっぷりは半端ないですし、中盤怪しげになる部分もありましたが、別に気にならない程度。なんか動き一枚一枚抜き出しても一枚絵として十分成り立つんじゃね？って感じのクオリティ。すごいですね。東映とは比較にならない（ぁ。まぁアゴと比べるのは（ｒｙ

そしてフラグ部分もしっかりと補完してました。各ルートで大体肝になる部分は回収してたんじゃないかな？そこらへん、わかってらっしゃるなぁ、と思いました。話も５ルートをまとめてきたなぁ、って感じでそんなに違和感なく見れました。ＧＪ！

全体的な批判部分はそんなにないかなぁ。各ルートで畜生と思ったところはありましたが。では各ルートの大まかな感想を。

＜真琴シナリオ＞
これはグッとくる。最初に終了したシナリオだけあってまだ祐一が「本当に一途に真琴のためを思って」行動していた気がします。ゲーム版と合わせても一番忠実に再現できていたシナリオなんじゃないでしょーか。真琴シナリオは元から「恋愛」部分が少な目な印象もありましたし、結構独立したシナリオだったんで描きやすかったのかなぁ、と思いました。

前半部分のはしゃぎっぷりも真琴がよく動く動く。たまんねぇ（ぁ。真琴可愛いよ真琴。

最後のシーン、いろいろな意見がありますが俺は「死亡説」を本能的に感じています。もちろん、生存説であったほうが安心はしますが、俺が初プレイしたときに、最後のＣＧは祐一の頭の中で思い描いたイメージなのだ、ということを感じたのでそのままの意見として受け入れています。ちなみに色々なＳＳで真琴が生きていた系の話がありますが、それらももちろん好きです。


＜舞シナリオ＞
正直結末とか色々な部分で俺の記憶が曖昧なシナリオでして、思い出されることが多かったシナリオ。しかし大体覚えていたものと合致していました。そこはさすが、記憶補完としても有用な一品になっていました。真琴が消えたということで、また祐一が一途に見えたシナリオでもありました。真琴スキーな俺としては「もう割り切っちゃうのかＹＯ！」と思う部分もありましたが、まぁそれはそれで。

というか舞可愛くね？元のゲーム版より色々な萌え要素増えていた気がするんですが。ちょっと舞こんな可愛かったっけ？って思うことが何度もありましたよ。何より原作には無くかつファンが期待していた「はちみつくまさん」と「ぽんぽこたぬきさん」を言わせたことに対して京アニに敬意を表したい。ＧＪ！

あと佐由理シナリオ。実は原作で佐由理さんルートやってないんですよね･･。だから内容アニメではじめて知ったんですが、なるほど、くらいしか感想がない（ぉ。


＜栞シナリオ＞

　ち　ょ　、　マ　ー　ッ　！！！！

ぇー･･･(;´Д`)ﾏｼﾞｶYO･･･

って感じのシナリオ。いや、栞ルートはね、俺的にね、一番祐一が一途に愛さなくちゃいけないシナリオだったと思うんですよ。だってあれですよ、栞だけ過去の思い出がないヒロインなんですから。なのにこの時の祐一ときたらなんかそこそこ程度しか愛してないんですよね。噴水シーンでのキスが無かったのと「恋人として」が「お兄ちゃんとして」に劣化していたのがどうも弱い。弱い！弱すぎるー！！！

･･･ですが正直これは俺がゲーム版の感動、衝撃をアニメに求めていたからなんで、アニメとしては仕方なかったのはわかります。だけどなぁ･･･栞の似顔絵も無かったし･･･再会シーンでの大量アイスも無かったし･･･重要な部分と思っていたものが色々抜け落ちていた気がして･･･ぅー。

でも、一つ言えることは栞可愛い。むっちゃ可愛い。なんだこの子･･ゲーム中の三倍の破壊力があるぞ・・！？なんだこの笑顔わ・・・なんだこの動きはー！もはやこの可愛さは罪。

ちなみにゲーム版では真琴シナリオ後にこの子のシナリオやったんで、「死」というものを強く意識していた分、最後のシーンでかなり感動したのを覚えてます。


＜名雪シナリオ＞











ん・・・？







何・・・名雪シナリオなんてあったっけ？




ぇ？無い無い。そんなの無いよ。





････

















ぇ･･･





うん・・？うん。

だってさ･･･



いちごパフェによる過去の清算は・・・？
名雪が祐一によって出来た過去の痛みをまた祐一が背負おうという意気込みは・・・？
祐一の声の入った目覚まし時計は・・・？
あのきざったらしいだけどかっこいい台詞は・・・？

恋愛要素無しじゃあのシナリオ成り立たないことがよくわかったよ！！！秋子さんの怪我し損じゃねぇかあああああああ！！！！！

むしろあんなフラグいらない。正直、ルート分岐して「あゆシナリオ版アニメ」と「名雪シナリオ版アニメ」にすべきでした。何偉そうに言ってんの俺？でも正直あんな消化の仕方なら名雪フラグいらね。


･･･つーわけでちょっと自分で盛り下がったシナリオ。つーかこのシナリオいらねーよ（二回目

つーか名雪シナリオ入る前にあゆとキスしてんだもん。そりゃダメだ。ｵﾜﾀ＼(＾o＾)／

最後に。


俺の中でのkanonは名雪シナリオがTRUEだと思っている。反省はしない！今までも、そしてこれからも！


＜あゆシナリオ＞
名雪シナリオがダメだったのはあゆのせいだ畜生(;つД`)

と言いたい俺でしたが確かにあゆシナリオは収まっていた気がします。だって祐一あゆにZO☆KKO☆Nだもん☆　

　こ　の　ロ　リ　野　郎　！！！


シナリオも、正直あゆシナリオそこまで好きじゃないんですが綺麗にまとまっていた印象がありました。他のシナリオ中もちょくちょく要素回収してましたしね。良かったと思います。
アニメとして上手く最後まで一本線でしたし、このシナリオないと確かにkanon語れないんでここは力入れたんでしょうね。

最後の服のセンスはどうかなー、と思いますが。まぁ元がいたる絵ですから（死


＜祐一＞
最初はかっこいいよ祐一。一途verのときは頼れる兄貴でした。

が、

最後になるにつれてどんどんヘタレキャラに。名雪シナリオ中に名雪放って置いてあゆを叫ぶ祐一。

まさに「名雪の中途にあゆを叫ぶ」。うん。全然上手いこと言えてない。


＜北川＞
原作から一番パワーUPしたのは彼でしょう！
いやそりゃーいいやつになってますよ！昔は劣化春原と言われていたのにもはや春原に成り上がったといえるでしょう。空気も読めないし時々読めるし。いやーほんとよくやった春原･･いやいや北川！

お前になら掘られてもいい。嘘嘘、嘘だってうわやめｒ･･･ｱｯー！




総じて「アニメ版kanonはアニメ版kanonとして楽しむべきもの」というのが総括評価。正直このアニメでゲーム版kanonの良さは伝わらないなー、というのが印象。でも良くできてるアニメなので是非是非観てほしいところ。むしろゲームと合わせてやってみて欲しいところ。ゲームだともっと一途でかっこいい祐一が見れますよ。



１０話から２４話までを一日で観るのはなかなか堪えましたが、故に新鮮な意見を書けたと思います。

お疲れさまでした。