メルボルンは、オーストラリアの南に位置する都市で、「世界一住みやすい都市ランキング」で1位に選ばれるほど、治安の良い地区です。教育水準も高く学校数も多いため、日本人に人気の留学先でもあります。
しかし、メルボルンに行ったことがないと、「どんな都市なんだろう?」と、なかなかイメージしにくいですよね。
そこで今回は、メルボルンの基本情報やメルボルン留学の魅力、メリットとデメリット、さらにはメルボルン留学をより快適にするための注意点や知っておきたい情報をご紹介します。
メルボルンは、オーストラリアのビクトリア州に属する都市です。南の都市のため、1年を通して気候は温暖で、年間平均最高気温は19.8℃です。日本のように1年で四季があるだけでなく、「1日の中に四季がある」と言われているほど、朝と夜の寒暖差が激しい地域です。時差は日本時間に+1時間、サマータイム(毎年10月から4月頃)は+2時間の時差となります。
メルボルンの特徴は、治安が良く、教育水準が高いことです。イギリスのエコノミスト誌の「世界一住みやすい都市ランキング」で1位に輝いた経験もあります。教育も、オーストラリアの上位大学であるメルボルン大学があるだけでなく、各大学や専門学校、語学学校の質も高いと言われています。
そのため、世界各国からの留学生が集まる多国籍な環境ができており、各学校も質をあげようと常に努力しています。
また、メルボルンはカフェ文化発祥の土地です。そのため、シティと呼ばれる中心地には、数多くのカフェがあります。
平日はもちろん、週末の朝にカフェでのんびりする人が多くみられます。カフェの周りにはストリートアートも多く見られ、華やかな雰囲気があります。
ただし、オーストラリアの中でもメルボルンは、物価がやや高いと言われています。観光客や留学生が多いことから、レストランで外食をすると、1食につき1,000円から2,000円は必要になるでしょう。
メルボルンは、オーストラリアの中でも「多国籍な地区」「英語以外の体験もできる」「日本からのアクセスのしやすさ」という3つの特徴があります。
メルボルンは、オーストラリアの中でも多国籍な地区です。そのため、韓国や中国といったアジア系はもちろん、欧米や中南米、中東といったさまざまな国籍の人と知り合うことができます。
オーストラリアは、もともと移民から成り立った国です。そのため、街中にも人種だけでなく、多国籍料理のレストランが多く見られ、多くの国の文化を知ることができます。留学生の出身国も偏っていないため、今まで関わったことのない国籍の友人も増えるでしょう。
メルボルンは、カフェ文化発祥の地です。それだけでなくアートも盛んな街であり、専門的な留学が可能です。
メルボルンの街中には、多くのカフェや、ストリートアートが見られます。ワーキングホリデーを利用すれば、カフェなどのお店で働くこともできるため、専門分野を勉強する目的で留学することもできます。
そのため、英語に加えて、他のアクティビティや体験も重視したいという留学生も多く見られます。
メルボルンは、日本からアクセスしやすい立地にあります。東京からの直行便も運航しており、約10時間で到着します。
2017年よりカンタス航空が、成田空港からの直行便を運行開始し、よりアクセスしやすくなりました。また、香港や中国といったアジアを経由する便も運行しているため、渡航の選択肢が多くあります。自分の予算や時間に合わせて選ぶことができるため、アクセスしやすいです。
メルボルン留学には、主に3つのメリットがあります。
メルボルンの人々の英語は、「聞き取りやすい」と感じる留学生が多いです。そのため、初めての留学でも、比較的相手の発言を理解できるでしょう。
オーストラリアの英語は、独特の発音や特徴があることから、「オージーイングリッシュ」と呼ばれています。例えば、today(トゥデイ)をトゥダイと発音したり、独特の英語に難しさを感じることもあります。
しかし、メルボルンの英語は発音やスペルもイギリス英語に近いです。そのため、慣れない発音や単語に困惑することも、他の都市に比べると少ないです。
オーストラリア英語の特徴と訛り
メルボルンは、観光地やカフェといった遊ぶところが多い都市です。しかし、ほとんどが学校や家からは離れた市内に集まっているため、勉強と遊びのメリハリを付けやすいです。
観光地が多いものの、ホームステイ先や学校は、市内から数十分離れた郊外にあることが多いです。そのため、短期留学に多い「遊んでばっかりで勉強ができなかった」という失敗も起きにくいです。
平日は英語に集中し、休日に市内まで遊びに行くという、充実した留学生活が遅れるでしょう。
メルボルン観光といったらここ!現地で楽しめるおすすめスポット8選
メルボルンは、留学生の受け入れ制度が充実しています。そのため、初めての留学や海外でも、安心して渡航できます。
もともと、オーストラリアにはESOS法という、留学生の権利を守る法律があります。中でもメルボルンは、各学校に留学生のアドバイザーが常駐していたり、学校によっては日本人スタッフもいるところもあります。
そのため、何か悩みごとや不安があっても、すぐに相談することができて安心です。学校の質も高いため、満足度の高い授業を受けることもできるでしょう。
メルボルン留学には、メリットだけでなく3つのデメリットもあります。
メルボルンは、1日の中でも寒暖差が激しく、朝と夜は冷えることが多いです。そのため、天気の変化に付いていけず、体調を崩すこともあります。
メルボルンは、昼は夏のように暑くても、夜は冬のように冷える日も多いです。そのため、気温差に慣れずに体調を崩してしまい、学校を休むこともあります。風邪を引きやすい人は、羽織を持ち歩く、寒くなる前に帰宅するなど気をつけましょう。
メルボルンの天気・気候と服装
メルボルンはオーストラリアの中でも、やや物価が高いです。そのため、授業費用だけでなく、生活費も多めに必要です。
メルボルンは観光都市ということもあり、観光客向けの価格展開をしているお店やレストランが多いです。外食が続いたり出かけることが多いと、お金がかかります。費用を抑えたい場合は、自炊する、スーパーマーケットで買い物をするというように、節約の工夫をしましょう。
オーストラリアの物価って実際どれくらい高い?現地の物価事情を項目別にまとめて解説!
メルボルンは人気の留学先であるため、街中や学校に日本人が多く見られます。留学中に日本語を使いたくない人には、やや厳しい環境でしょう。
メルボルンは短期留学だけでなく、ワーキングホリデーで留学する人も多いです。特に、カフェのバリスタを目指して来る人も多く、市内の観光地やカフェにいると、必ずと言っていいほど日本人と遭遇します。
日本語を使いたくないという人は、日本人の少ない学校を選ぶ、日本人同士でも英語で話すなど、意識して英語を使う必要があります。メルボルンの外国人生徒が多い語学学校まとめ
治安の良いメルボルンですが、夜遅くには出歩かないといった注意点もあります。また、メルボルンをより楽しむために、トラムや交通カードといった役立つ情報もご紹介します。
治安の良いメルボルンであっても、夜遅くには出歩かないようにしましょう。1人で歩いている時に、強盗やひったくりに遭遇したといった被害報告もされています。
メルボルンは治安が良いですが、夜遅くになると人通りも少なく、街灯が少ない道も多くあります。夜道を1人で歩く人を狙った強盗やひったくりも多く、危ない時ももちろんあります。また、夜遅くの電車内で麻薬の売買が行われていることもあります。
事件に遭遇しないためにも、危機管理はしっかりと行いましょう。なるべく暗くなる前に帰る、遅くなる時はホストファミリーに連絡するというように、防犯意識を持ちながら生活しましょう。
詳しいメルボルンの治安情報は以下のページで解説しているので参考にしてみてください。
メルボルンの治安は大丈夫?現地のトラブル事例から危険な目に遭わないためのポイントまで紹介
メルボルン市内には、無料のトラムが走っています。さらには、交通カードのMyki(マイキー)を利用すれば、割引価格で交通機関に乗車できます。
メルボルン市内の中でも、指定エリアであれば無料でトラムに乗り降りができます。また、その他のエリアでもマイキーというメルボルンで使える交通カードを利用すれば、トラムや電車、バスで割引が適用されます。マイキーは駅やコンビニで購入でき、1枚6豪ドル(約450円)で販売されています。
留学生でもマイキーは購入できるため、定期券としての利用も可能です。タッチするだけで乗り降りができる簡単なもののため、ぜひ利用してみてください。
メルボルン観光はトラムでしよう!利用方法からトラムで回れる観光スポットまとめ
オーストラリアの中でも人気の留学先であるメルボルンは、治安の良さと教育水準の高い魅力的な都市です。中でも大きな特徴として、
・多国籍な地区
・カフェやアートといった英語以外の体験もできる
・日本からのアクセスし易い
の3つがあります。その中でも、英語がオーストラリアの中でも聞き取りやすい、メリハリの付いた生活ができる、留学生の受け入れ体制が整っているといったメリットもあります。
ただし、メルボルンには天気の変化が激しく体調不良になりやすい、物価がやや高い、日本人が多いといったデメリットも見られます。「日本語ばかり話して英語が身につかなかった」という失敗を避けるためにも、工夫しながら生活しましょう。
また、メルボルンで快適に過ごすためにも、
・夜遅く出歩く際は注意する
・無料のトラムや交通カードを利用する
といったことを知っておくとより安全に、楽しく留学できるでしょう。
もしメルボルンが留学先として自分に合っていると感じた方は、具体的な語学学校を決めていきましょう。
メルボルンでおすすめの学校や、留学費用について知りたい方は以下で紹介しているので参考にしてみてください。
メルボルンの人気語学学校ランキング
メルボルン留学の3ヶ月の費用
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