トロントはカナダ最大の都市で、さまざまな国籍の人が集まる多文化な街です。そのため留学生に寛容的な人も多く、日本人にとても人気の留学先となっています。
今回はそんなトロント留学の特徴やメリット、デメリットについてご紹介します。留学先にトロントを考えている人はぜひ参考にしてみてください。
トロントは北アメリカ大陸の東海岸、オンタリオ州に位置するカナダ最大の都市です。人口は2018年4月現在で約270万人、北米では4番目に人口が多い都市です。
街には50階を超える高層のオフィスビルやマンションがたくさん建っていますが、自然や公園もたくさんあり、都会の雰囲気と大自然を同時に楽しむことができます。
街中は地下鉄、路面電車、バスの交通機関が充実しているため、移動も簡単で安心です。深夜でも利用可能な24時間バスが走っていたり、早朝より地下鉄や路面電車が利用できたりと不便さは感じません。
トロントは世界中から移民が集まっているため、世界で一番多文化な都市とも言われています。80以上の異なる人種がお互いの文化や宗教、習慣を尊敬し合い共に暮らしており、特に中華系の移民が1番多く、トロントの人口の約12パーセントを占めています。
トロントへは日本からの飛行時間は直行便を利用し約13時間で行くことができます。日本との時差は夏時間(3月から11月初旬)で13時間、冬時間(11月初旬から3月)で14時間です。
そんな大都市トロントは留学先としてさまざまな特徴があります。詳しく見ていきましょう。
トロントでは、夏休みや春休みなど長期休みの期間は、語学留学のために短期で渡航する大学生や高校生が増えます。就職や入試でTOEICやTOEFLなど英語の試験のスコアを重要視する傾向が年々強くなっているため、日本の学校が長期休みの間は語学学校の日本人比率が一気に増える学校もあります。
また近年は、現地の大学やカレッジに正規留学生として入学している日本人も増えつつあります。大学やカレッジで勉強している日本人は、ワーホリ終了後もカナダにいたい人、カナダでのキャリアを積みたい人、カナダの永住権取得を目指している人が多いです。
トロントの街には、毎年世界の大学ランキングで上位に入るトロント大学を中心に、いくつもの大学やカレッジ、語学学校もたくさんあるため、多くの学生が生活しています。公共の図書館もいたる所にあり、無料でパソコンやWi-Fiが利用できるので、英語を学習するには非常に優れた環境と言えるでしょう。
カナダの公用語は英語とフランス語の2言語あり、スーパーで売られている商品名や駅の案内などは2言語で表示されています。しかし、トロントがあるオンタリオ州では主に英語が使用されているので、英語とフランス語の2言語留学を目指している人は、オンタリオ州のお隣のケベック州最大の都市、モントリオールへの留学をおすすめします。
モントリオール留学の特徴とは?メリット・デメリットを徹底解説!
トロントの最大の魅力は、都市の規模が大きいことです。そのため街の中でさまざまな経験をすることができます。詳しく見ていきましょう。
トロント留学の1番のメリットは、なんといっても多文化都市であることです。先ほども述べたように、トロントは非常に移民が多い都市なので、様々なバックグラウンドを持った人と出会い、文化に触れ合うことができます。
英語が第1言語でない人やカナダ以外で生まれた人も大勢いるため、英語があまり話せない留学生にも優しく対応してくれる人がたくさんいます。そのため留学生は気兼ねなく英語を街中で使うことができ、英語を早く上達させることができます。
日本人や日本文化への興味がある人も多く、日本語と英語のランゲージエクスチェンジも頻繁に開催されているので、気軽に参加してみてはいかがでしょうか。
トロントでは、1年中ミュージカルやスポーツなどのエンターテイメントを楽しむことができます。エンターテイメントディストリクトという地域にミュージカルの劇場がいくつもあり、1年を通してミュージカルやコンサートを行なっています。
他にも、トロントでは芸術だけではなく、様々なスポーツの観戦を楽しむことができます。野球ではMLBのトロントブルージェーズ、バスケットボールならMBAのトロントラプターズ、アイスホッケーならNHLのトロントメープルリーフがトロントを本拠地に戦っています。
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カナダの留学では、アメリカにはないワーキングホリデー制度があります。特に近年トロントでは日本食ブームが続いており、日本からの洋菓子店やラーメン屋、居酒屋などが多く進出しているため、英語がうまく話せない日本人でも仕事を見つけることができます。
また、トロントには、個人経営から大きなチェーン系のものまでたくさんのカフェがあります。求人も多く、入れ替わりも激しいため、比較的仕事が見つかりやすい職場と言えます。
カナダのワーキングホリデーで時給が良い仕事4種類まとめ
トロントの周辺には、さまざまな観光地があります。世界三大瀑布の1つであるナイアガラの滝はバスや電車を利用して2時間ほどで行くことができます。
また世界的に有名な大都市ニューヨークへは飛行機で約1時間、長距離バスを利用すると半日ほどで行けてしまうため、トロントにいる多くの留学生が訪れます。他にもシカゴやボストン、ワシントンなども飛行機で2時間以内で移動できるため、留学を機にいろんな都市に旅行に行ってみてはいかがでしょうか。
人口が多く、さまざまな出会いがあるトロントですが、一方で留学する上でデメリットも存在します。
トロントがあるオンタリオ州は北極からの冷たく強い風が吹き抜けることや、五大湖に面していることから、10月ごろから本格的に寒くなり、11月には雪が降り始め気温が氷点下になることもしばしばあります。
夏の間には毎週のように様々なイベントごとがあるのですが、冬になると大きなイベントが少なくなるので、1年中なにかイベントごとを楽しみたいという人には向いていないかもしれません。
また寒い冬は、飲食店の客足も遠のき閑散期になるので、どうしても仕事の求人が減ってしまいます。現地のカナダ人でも冬の仕事探しは困難するので、カナダでの就労経験が少ないワーキングホリデー中の人の仕事探しはとても大変です。
なので可能であれば春、もしくは夏の渡航がオススメです。
トロントの天気・気候と服装
トロントに移民が多いことは先ほども述べました。そのため街中ではネイティブでない人と話す機会が多くあります。アクセントや訛りがある英語を話す人も多いので、聞き取りにくいと感じることもあるでしょう。
これはホストファミリーにも言えます。移民のホストファミリーも英語がネイティブでないので、会話の聞き取りになれるまでに時間がかかる人もいるようです。なのでコミュニケーションにはジェスチャーなど織り交ぜる必要があります。
他の英語圏の大都市と同じように、トロントにも日本人留学生がたくさんいます。身近に日本人コミュニティがあることは、渡航したばかりの人や何かトラブルがあったときに心強いし、お互い助け合うことができるという面では安心できます。
しかし英語学習という面で考えると、どうしても日本人が多い環境は留学にマイナスに働きます。なので英語学習に集中したいのであれば、意思を強く持ち、なるべく日本人と関わらない努力をする必要があります。
日本からの留学生にとって、トロントの物価は日本よりも高いと感じることがよくあります。トロントがあるオンタリオ州では、2018年の1月に最低賃金が11ドル60セントから14ドルに引き上げられました。それに伴い、物価も上昇傾向にあります。
合わせて消費税も、日本に比べ高いです。オンタリオ州の消費税率は現在13パーセントで、カフェやレストラン、大人の衣料品はすべて課税対象となっています。
さらにカナダにはチップの文化もあるので、外食の際には、表示価格に+13パーセントの消費税+チップ(15パーセント前後)を支払うことになります。なので食費を抑えたい留学生は自炊を心がけましょう。
渡航前に知っておきたいカナダのチップ事情まとめ
以上、カナダ最大の都市トロントについての特徴やメリット、デメリットを紹介しました。トロントは多文化都市が故に、得られるものも気をつけないといけないものもあり、充実した留学をするには、事前に自分がどのような環境で留学をしたいかを考える必要があります。
そのように意識的に自分の環境を選べると、トロントは本当に居心地が良くおすすめの留学先になります。留学先を迷っている人はぜひトロントを候補地として考えてみてください。
もしトロントが留学先として自分に合っていると感じた方は、具体的な語学学校を決めていきましょう。
トロントでおすすめの学校や、留学費用について知りたい方は以下で紹介しているので参考にしてみてください。
トロントの人気語学学校ランキング
トロント留学の1ヶ月の費用
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