ソフトバンクの宮川潤一CTOは11月5日の決算会見で、災害時などに携帯3社(ドコモ・KDDI・ソフトバンク)でネットワークの相互開放を行う必要があると語りました。
9月に襲来した台風15号では、主に千葉県で停電が長引き、広い範囲で携帯ネットワークが中断。NTTドコモの吉澤社長は「千葉県内にある基地局の半数がダウンした」と語るなど、年々勢力を増す台風への脆弱性が浮き彫りとなっています。
千葉県にある筆者の実家でも、母のドコモ回線がダウン。固定電話も寸断されていたため、父のau回線がなければ数日間音信不通になるところでした。
災害時にネットワークの相互開放が実施された場合、auとソフトバンクの基地局がダウンしても、ドコモの基地局が生きていれば、全キャリアのユーザーが通信できるようになります。
▲ソフトバンクの宮川潤一CTO
こうしたネットワークの相互開放はヨーロッパなどで行われていますが、日本でも実現すれば、災害時のネットワークの寸断が減少する効果が期待できそうです。