挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 作者:月夜 涙(るい)

第六章:暗殺者は選択する

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
134/134

第八話:暗殺者は誓う

11/1(金) 世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生するの三巻が角川スニーカー文庫から発売! 今回もいつもどおり、加筆修正頑張っているので是非手にとってください

 いよいよ婚約パーティが始まる。

 話しやすいようにあえて立食形式にし、立って使える小さなバーテーブルを三つほど部屋の中央に配置した。

 そして、料理の数々は壁際に置いてある。

 好きな料理を取ってきて、思い思いの相手とバーテーブルで会話をしながら食べるという趣向。


「みんな、最初に好きな料理をとってきてくれ。乾杯はそれからだ」

「へえ、いろんな料理があって目移りするね。あっ、グラタン。これ、蟹の甲羅に入ってるんだ。可愛い」


 グラタンを取り分けると、どうしても見た目がぐちゃぐちゃして汚らしく見える。

 それが嫌だったので、小さな蟹の甲羅に詰めてから甲羅ごとオーブンで焼いた。

 もちろん、蟹の身は具材にして極上のカニグラタンに仕上げており、見た目と味の両立をさせている。


「どれも美味しそうで迷っちゃいます」

「ルーグ兄さんの料理は久しぶりね。私にとって最高のご馳走よ」

「キアン、とっても美味しそうですよ」

「そうだね。私たちももらうとしよう」


 たった六人なのにこういう形式のパーティにしたのは、今回は一つの机で全員でわいわいと会話するより、特定の誰かと深く話していきたいというニーズが合ったためだ。

 ディアは前からマーハと二人きりで話したいと思っていたし、両親だって改めて俺の婚約者一人ひとりと話したがっている。


『それにしても本当に綺麗だ』


 ディアたちを改めて見る。

 マーハが用意したドレスは、どれも似合っている。

 ディアのドレスは白をメインにして要所要所にフリルをあしらっっている。可憐で妖精のようだ。

 タルトのドレスは胸元が大胆に開いた梔子色のふんわりしたドレス。赤みを含んだ黄色はタルトの暖かなイメージとぴったり。そして、エロい。

 マーハは紫の大人びたドレスで、全体的にすっきりとしたもの。足にスリットが入っており、綺麗でかっこよく、妖艶さを感じさせる。


 そのどれもが一流の職人が最高の材料で作った最先端のもの。

 よく、この短期間で用意できたものだ。


「みんな料理は取ってきたようだな。乾杯の前に軽く挨拶をさせてくれ。まず、ディア、タルト、マーハ、俺を好きになってくれてありがとう。みんな、美人で可愛らしくて才能がある。男なんてよりどりみどりなのに、俺を選んでくれてありがとう。俺を選んだことは間違いじゃない。それをこれから、一緒に歩む生活の中で証明していきたい」


 俺は、謙遜がきらいだ。

『こんな俺を』『俺なんか』『駄目な俺に』

 そういうセリフは定番だが、それは俺を選んでくれた彼女たちに見る目がないと言っているようなもので絶対に口にしない。


 だから、俺は俺を選んだのは間違いじゃないと言い切った。

 ハードルを上げている自覚はある。だが、それを成し遂げられないような男なら、彼女たちと結ばれる資格はない。


「俺がみんなを幸せにしてみせる。だけど、一つだけ頼みがある。おまえたちも俺を幸せにしてくれ。お互いが、お互いを幸せにしようと努力すれば、俺一人が頑張るより、もっといい未来ができる。……父さんと母さんのようにな。俺は、両親のような暖かい家庭を築きたい」


 転生前の俺は、ただの殺しをするための道具だった。

 かつての俺は命の尊さ、温もり、そういうものは知識としてしか知らず。

 愛や恋にいたっては、殺しを円滑にするための演目の一つにすぎないと思っていた。

 それが知識ではなく、実感になったのは、トウアハーデに生まれ、両親が愛情を注いでくれたからだ。

 両親が俺を道具から人間に変えてくれた。

 そのことに感謝すると同時に、憧れている。


「もちろんだよ。幸せにされるだけなんてごめんだからね」

「私はルーグ様のものです。ルーグ様のために生きるのは、今までもこれからも変わりません!」

「私もタルトと同じ気持ち。でも、これからは少しだけ我慢をやめるとだけ言っておくわ」


 いい返事だ。

 胸が熱くなる。きっと、こういう場で不安を感じず、わくわくできるのは彼女たちが俺にとって最高のパートナーだからだろう。


「俺からの挨拶は以上だ。乾杯に移ろう」


 それぞれがグラスをかかげる。

 グラスの中に入っている酒は、トウアハーデで作られている地酒。メープルシロップを使ったものだ。

 メープルシロップというのは、冬にごく短い期間しか採取できず、一本の木から採れる量もさほど多くない。

 うちの領地で消費し尽くしてしまうささやかな贅沢。故に、この領地でしか呑めない酒だ。

 だからこそ、婚約パーティの乾杯に選んだ。


「乾杯」


 グラスをぶつけ合う。

 みんな笑っている。

 さあ、パーティの始まりだ。


 ◇


 パーティが始まった。

 さっそく両親は一人ひとり呼び出して、面談のようなものを初めている。

 最初に両親と話しているのはマーハだ。

 そのため、俺とディアとタルトのテーブル、両親とマーハのテーブルに別れる。


「うわっ、この蟹グラタン、すっごく美味しい」

「隠し味のカニ味噌がいい味を作ってくれる」

「あの、このふっくらしたお魚なんですか!? こんな美味しいお魚初めてです」

「うなぎだ。うなぎはこうして食べるのが一番うまい」


 料理は好評で、場が盛り上がる。

 二人ともいつも以上に食べている。

 横目でマーハを見ると、初対面なのに両親と楽しそうに話していた。

 マーハの社交スキルは凄まじい。

 オルナの代表代理として魑魅魍魎が跋扈する社交界に出ているのは伊達じゃない。


「マーハって綺麗だよね」

「羨ましいです」


 マーハは容姿も、立ち振舞も、話し方も何もかもが美しい。

 生まれ持ってのものもあるが、後天的な努力も大きい。


「ディアとタルトだって、よそ行きのときはああだぞ? 普段からそれをずっとするかどうかの違いだ」


 二人の容姿は抜群。あとはそれをどう生かすだが、ディアの場合はヴィコーネ伯爵家の令嬢として徹底的に礼儀作法を叩き込まれているし、タルトも俺が貴族の専属使用人としてどこに出しても恥ずかしくないように仕込んだ。


「どうしても、そういう場じゃないと力が抜けちゃうよ」

「私もです。マーハちゃんみたいに、二十四時間あれを続けるって、才能だと思います」


 たしかにそうだな。

 ……とはいえ、そんなマーハも俺と二人きりのときだけは、ただの少女に戻ることがあるのだが、それは秘密にしておこう。

 そのマーハが戻ってくる。

 変わりに、今度はディアが向こうへ行った。


「おかえり、父さんたちは何か言っていたか?」

「ルーグをよろしく頼むって言われたわ」

「ちゃんと認められたわけか」

「初めから認めてくれていたわよ。ルーグが選んだ女性なら間違いないって。ただ、ご両親は安心したかっただけよ。だから、包み隠さず私がどういう人間かを伝えたわ」


 俺はよほど信頼されているらしい。


「それは良かった」

「ええ、私もいい人そうで安心したわ。うまくやっていける気がするの。ただ、一つだけ問題があって、私はオルナを守りたい。でも、お義父さんたちは、トウアハーデから離れられない……同居が難しいの」


 それはそうだろうな。

 オルナは国中、いや世界中相手に商売をしているが、やはり中心となるのはムルテウの本店。

 マーハはそこから離れられない。

 かといって、オルナの代表代理を誰かに譲るのはありえない。


「なるべく、会いに行くようにするよ。父さんたちを連れて観光に行くのもいい」

「……今まではそれで我慢できたけど、一緒になっても別居というのは寂しいわ。だからね、いい案を思いついたの」

「嫌な予感しかしないんだが」

「オルナの本店をこちらに移すわ」

「こんな田舎に本店を置いてどうする?」

「トウアハーデを発展させるの、ムルテウ以上に。そしたら、オルナの本店があってもおかしくないでしょ?」


 とんでもないことを言っている。

 ムルテウが発展しているのは、地の利があるのも大きい。

 国の中心に位置し、どこからでも足を運びやすい。近隣の街道もしっかりと整備されている。加えて国内最大の港があり、荷物の運搬が極めて楽。

 逆にトウアハーデはアルヴァン王国の最西に位置し、海どころか船が通れる大きな川もなく、それどころか陸路でも山越えを強いられるため流通面で極めて不利。


「トウアハーデが商業都市として発展するというのは現実的ではないだろう」

「わかっているわ。それでも、それを可能にする計画があるの。楽しみにしておいて」

「今はまだ秘密というわけか」

「ええ、そっちのほうが楽しいもの」


 まあ、マーハなら悪いようにはしないか。

 俺が望んでいない方向にトウアハーデを変えることはない。

 そんな話をしていると、ディアが両親と話を終えて、戻って……は来ないで追加の料理を取ってきた。

 今度は、ロブスターを使ったエビフライ。

 母さんに手招きされてタルトがそっちに向かい、ディアが戻ってきた。


「うわっ、ぷりっぷりで甘いよ。それに、この酸味があるソースが絶品だね。ううう、幸せ」

「……それでどうだった?」

「美味しいよ」

「二人の話のほうだ」

「そんなに変な話はしてないよ。なるべく早く子供を作りたいって盛り上がったり、私が正妻だけど、トウアハーデを次ぐのは一番優秀な子にする、私の子が選ばれなくても恨まないでとか、そういう当たり前の話をしただけ」

「割と重い話だと思うが」


 この当たりをさらっと流す当たり、ディアは生粋の貴族だ。


「ヴィコーネの家の女性は強い子を生むから期待しててね。ルーグのお嫁さんとして頑張るよ」


 それはオカルトではなく事実だ。だからこそ、俺というトウアハーデの最高傑作が生まれ、ディアは大貴族に狙われて攫われかけた。


「そういうことはあまり気にしてはいないんだがな」


 別に子供が優秀であろうと、そうでなかろうと、大事にしたいと思う。


「優秀じゃなくても愛せるけど、優秀なほうが安全だよ。貴族って生きてるだけで大変だからね。子供のためにも、ちゃんと強く育てないと。厳しく教育するよ」

「ほどほどにな」

「うーん、たぶん、ルーグのほうがずっと無茶すると思うよ。訓練のときのルーグって鬼だから」

「別に厳しくしているわけじゃないが」


 ただ単に、ディアやタルトの肉体を分析し、最大限の効率で許容範囲ぎりぎりまで追い込んでいるだけだ。

 無茶はさせない。


「うん、ルーグはそれでいいと思うよ。あっ、タルトが帰ってきた」


 タルトが戻ってくる。


「大丈夫だったか?」

「はっ、はい。その、貴族の妻になるにあたって色々とアドバイスを貰いました。社交界に行けば平民出だってことで色々言われるから覚悟するようにとか、そういうのです。参考になります」


 許す許さないじゃなくて、これからの助言をしていたのか。

 タルトとは家族同然で何年も暮らしてきた。父も母も今更、彼女を試すことはないのだろう。


「あと、それから、ルーグ様は推しが弱い草食系で、その、私がリードしたほうがいいそうです。今度、ルーグ様をその気にさせる、すごいのを、お義母様が作ってくれるって」


 最後のほうは真っ赤になっていた。

 ……まったく母さんは。


「……あんまり気にするなよ」

「はいっ、その、がんばります!」


 めちゃくちゃ気にしている。

 しばらくタルトには注意しておこう。

 そして、今度は俺が呼ばれた。

 いったい、両親は俺に何を話すつもりだろうか?


 ◇


 両親のいるバーテーブルに移る。

 両親ともに真剣な顔をしている。父さんはともかく、母さんがこんな顔をするのは珍しい。


「ルーグの婚約者は、みな素晴らしい女性ばかりだ。ルーグには女性を見る目もあったようだ」

「よくやりました! あんなにいい子たちが娘になるなんて最高です」


 ぐっと母さんがサムズアップする。


「ああ、みんないい子だ」

「だが、三人も妻にするといろいろと苦労する。私なんてエスリ一人ですら、手を焼くことがあるぐらいだからな」

「それ、どういう意味ですか?」


 母さんが笑っているが、目が笑っていない。


「ごほんっ、まあ、いろいろと大変なのだよ」

「わかっております。全員幸せにするという覚悟を持って決めました。どれだけ大変でも、彼女たちが他の男に取られるよりずっといい」


 最初から全員と婚約する気だったわけじゃない。

 いつか誰かを選ぶつもりだったし、彼女たちが他の男を選んでも応援しようと思っていた。

 でも、ディアやタルトと結ばれた後だったのに、マーハがプロポーズされた際、彼女が奪われること、どうしようもないほどの寂しさと恐怖と怒りを覚えた。

 そのとき、俺は決めてしまった。


 誰も手放さない。彼女たちを全員幸せにする。

 そうして得られる幸せは、どんな苦労にも見合うものだと確信した。

 そして、俺のそのわがままを押し通すのなら、世界中のどんな男より彼女たちを幸せにしないと行けないと覚悟をしたのだ。


「器が大きいのはいいことだ。しかし、言ったからには必ずやり遂げてみせろ」

「もちろんです。俺なら、それができる。それができぐらいに強く育ててもらいましたから」

「うううっ、ルーグちゃん、立派になって。あと、お母さんは早急に孫の顔が見たいので、そっちも頑張ってください!」

「それは少し待ってほしい」


 そっちは世界を救ったあとだ。

 彼女たちは恋人であると同時に、大事な戦力でもある。


「いけず」


 母さんがジト目で見ているが。さすがにこればかりは折れない。

 それから、これからの事を話した。

 父も母も笑っている。そして、隣のテーブルで、俺を抜いた三人で話しているディアたちも楽しそうだ。

 これならきっとうまくやっていける。

 みんな、いい人だ。

 この幸せを守れるよう、頑張っていこう。

 そんな覚悟と共に婚約パーティは夜遅くまで続いた。


 

いつも応援ありがとうございます。『面白い』『続きが気になる』などと思っていただければ画面下部にある評価をしていただけると非常にうれしいです!


11/1(金) 世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生するの三巻が角川スニーカー文庫から発売! 今回もいつもどおり、加筆修正頑張っているので是非手にとってください

また、ドラマCD主役争奪人気投票の結果はこちらに(https://twitter.com/Tsukiyo_rui/status/1191316361303085057)1058票もの投票、ありがとうございました!

「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」第三巻が11/1(金)発売。勇者、魔族の秘密が明かされ急展開。ディアやタルトとの距離も急接近。物語も恋も加速する激動の第三巻。
初版は皇ハマオ先生の漫画が付属し、TSUTAYA様ではSSを超え短編な豪華特典冊子が手に入る。
ぜひ、三巻も読んでください!
↓の画像をクリックで特設ページに各種情報があります!
D9LOQxOVUAA2xx7.jpg

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全373部分)
  • 21565 user
  • 最終掲載日:2019/04/11 22:00
そのおっさん、異世界で二周目プレイを満喫中

4/28 Mノベルス様から書籍化されました。コミカライズも決定! 中年冒険者ユーヤは努力家だが才能がなく、報われない日々を送っていた。 ある日、彼は社畜だった前//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全187部分)
  • 28567 user
  • 最終掲載日:2019/09/25 18:50
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

◆カドカワBOOKSより、書籍版17巻+EX巻、コミカライズ版8+EX巻発売中! アニメBDは6巻まで発売中。 【【【書籍版およびアニメ版の感想は活動報告の方に//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全651部分)
  • 28190 user
  • 最終掲載日:2019/11/03 18:00
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全426部分)
  • 21972 user
  • 最終掲載日:2019/11/05 00:00
転生貴族の異世界冒険録~自重を知らない神々の使徒~

◆◇ノベルス5巻 5月15日 & コミック2巻 5月31日より発売予定です◇◆ 通り魔から幼馴染の妹をかばうために刺され死んでしまった主人公、椎名和也はカイン//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全197部分)
  • 26485 user
  • 最終掲載日:2019/11/01 07:00
アラフォー賢者の異世界生活日記

 VRRPG『ソード・アンド・ソーサリス』をプレイしていた大迫聡は、そのゲーム内に封印されていた邪神を倒してしまい、呪詛を受けて死亡する。  そんな彼が目覚めた//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全186部分)
  • 21650 user
  • 最終掲載日:2019/06/11 12:00
回復術士のやり直し~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~

※ヤングエースアップ様にてコミカライズがスタート。無料で掲載されています ――世界そのものを回復《ヒール》してやり直す。 回復術士は一人では戦えない。そんな常識//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全188部分)
  • 22829 user
  • 最終掲載日:2019/09/29 19:01
元・世界1位のサブキャラ育成日記 ~廃プレイヤー、異世界を攻略中!~

(原題:世界一位の異世界サブキャラ育成日記)  中学も高校もろくに通わず、成人しても働かず、朝昼晩とネットゲーム。たかがネトゲに人生賭けちゃった彼は、世界ラン//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全228部分)
  • 22622 user
  • 最終掲載日:2019/10/27 00:00
望まぬ不死の冒険者

辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全599部分)
  • 21441 user
  • 最終掲載日:2019/11/05 18:10
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全2272部分)
  • 21407 user
  • 最終掲載日:2019/11/05 18:00
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました

 勇者の加護を持つ少女と魔王が戦うファンタジー世界。その世界で、初期レベルだけが高い『導き手』の加護を持つレッドは、妹である勇者の初期パーティーとして戦ってきた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全157部分)
  • 22335 user
  • 最終掲載日:2019/11/05 19:10
陰の実力者になりたくて!【web版】

【web版と書籍版は途中から内容が異なります】 ※書籍3巻とコミック2巻好評発売中です!  どこにでもいる平凡な少年は、異世界で最高峰の魔剣士だった。  //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全203部分)
  • 29235 user
  • 最終掲載日:2019/09/22 22:26
転生賢者の異世界ライフ ~第二の職業を得て、世界最強になりました~

 ブラック企業に酷使された男が転生したのは、ステータスやスキルのある世界。  その世界で彼は、冒険者になることさえ難しい不遇職『テイマー』になってしまう。 //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全163部分)
  • 26928 user
  • 最終掲載日:2019/11/05 16:47
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!  魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望では//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全223部分)
  • 24209 user
  • 最終掲載日:2018/03/30 19:25
神達に拾われた男(改訂版)

シリーズ累計100万部突破! ありがとうございます。 ●書籍1~7巻、ホビージャパン様のHJノベルスより発売中です。 ●コミカライズ、スクウェア・エニックス様の//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全203部分)
  • 21928 user
  • 最終掲載日:2019/10/25 16:00
【web版】ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。

 勇者パーティは強力な魔神の大群におそわれた。このままでは全滅必至。  パーティーの一人、最強魔導士ラックは、敵を足止めすることを決意する。 「ここは俺に任せ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全262部分)
  • 24339 user
  • 最終掲載日:2019/10/19 11:21
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全555部分)
  • 22090 user
  • 最終掲載日:2018/11/25 01:03
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全364部分)
  • 32370 user
  • 最終掲載日:2019/10/26 18:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 22236 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全269部分)
  • 24940 user
  • 最終掲載日:2019/10/20 00:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全155部分)
  • 26507 user
  • 最終掲載日:2019/10/12 05:50
盾の勇者の成り上がり

《アニメ公式サイト》http://shieldhero-anime.jp/ ※WEB版と書籍版、アニメ版では内容に差異があります。 盾の勇者として異世界に召還さ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全958部分)
  • 21726 user
  • 最終掲載日:2019/11/05 10:00
異世界のんびり農家

●KADOKAWA/エンターブレイン様より書籍化されました。  【書籍六巻 2019/09/30 発売中!】 ●コミックウォーカー様、ドラゴンエイジ様でコミカラ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全590部分)
  • 21608 user
  • 最終掲載日:2019/10/20 20:32
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 23213 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~

人も、精霊も、神々すら滅ぼして、魔王と恐れられた男がいた。 不可能を知らぬ魔王アノスは荒んだ世界に飽き、転生の魔法を使った。 二千年後。目覚めた彼を待っていた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全586部分)
  • 21461 user
  • 最終掲載日:2019/11/04 07:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 30544 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

■2020年1月25日に書籍8巻発売決定!■ 《オーバーラップノベルス様より書籍7巻まで発売中です。本編コミックは4巻まで、外伝コミック「スイの大冒険」は2巻ま//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全494部分)
  • 28174 user
  • 最終掲載日:2019/11/04 22:15
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。 彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。  そうして導き出された//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全328部分)
  • 30425 user
  • 最終掲載日:2019/10/30 19:00