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2019年11月5日 紙面から
ボールを手に持ち、パスコースを探すシミッチ(右)=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで(牧原広幸撮影)
名古屋グランパスは4日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで練習した。前節・札幌戦に無得点で敗れたチームは、11対11のミニゲーム前に、手でボールをパスし、ゴールを目指す“ラグビートレ”を実施。マッシモ・フィッカデンティ監督(51)が掲げる「縦に速い攻撃」の意識をチーム全体で共有し、9試合ぶり勝利が懸かる神戸戦に向けて再始動した。
ミニゲームの配置についた選手が、突然、手を使ってボールを回し始めた。話題となったラグビーW杯に触発されてか、下手投げでパスする選手も多数。1つのボールをめぐって攻守が入り乱れる光景は、まさに“ラグビートレ”だった。
強調されたのは、「縦に速い攻撃」の意識だ。ルール上、前にパスが出せないラグビーとは違い、この練習では前へのパスが可能。足よりも正確にボールを扱える手をあえて使い、前にボールを運ぶ意識と連動した動きを染み込ませた。
練習中、指揮官からは「出したら動け!」と指示が飛んだ。シュートのみ脚を使うことが認められたが、それ以外は手。FW赤崎は「『前に速く』というのは、ずっと言われている。手でやることで、意識づけをしたのだと思う」と語った。
直後には11対11のミニゲームが行われ、植え付けた意識や動きをサッカーに落とし込んだ。新監督就任後は、4試合で2得点と攻撃陣が不調。前節・札幌戦もシュート7本が空砲に終わり、攻撃の改善は急務になっている。
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