フィリーズの先発右腕ジェーク・アリエッタ(33)が、自身が持つ来季年俸2000万ドル(約21億6000万円)の選択権を行使し、残留が決定した。3日のAP通信が報じた。
来季は3年総額7500万ドル(約81億円)の契約最終年。自身が望めば、これを途中破棄してFAとなれる「オプトアウト権」を保有していたが、行使を見送った。
今季は24試合で8勝8敗、防御率4・64。8月に右肘の骨棘(こっきょく)除去手術を受けて以降は登板がなかった。昨年3月にFA契約し、新天地1年目だった昨季は10勝11敗だった。
カブス時代の2015年は22勝(6敗)、防御率1・77でサイ・ヤング賞を獲得し、16年は球団を108年ぶりのワールドシリーズ優勝に導いたが、その面影はなくなりつつある。