ふぉ～ゆ～福田悠太、ヘドロまみれ　主演ミュージカルは「激オススメ物件」

　アイドルグループ「ふぉ～ゆ～」の福田悠太（３２）が来年３月１３～２２日に東京・よみうり大手町ホールで上演されるミュージカル「悪魔の毒毒モンスター」（池田テツヒロ演出）に主演することが決定した。

　０９年にオフ・ブロードウェイで上演された大爆笑のロック・ミュージカルが日本初上陸。低予算のインディペンデンス映画を製作する米国のトロマ・エンターテインメント社の設立者の一人、ロイド・カウフマン監督が生みだし、８４年に公開された同名映画（英語タイトル「Ｔｈｅ　Ｔｏｘｉｃ　Ａｖｅｎｇｅｒ」）がベースとなっている。

　舞台は米ニュージャージー州。福田が演じる主人公・メルビンは、いじめられっ子だったオタク青年。産業廃棄物で汚染された街を救おうと立ち上がるが、黒幕である市長の命令で放射性産廃物のドラム缶に放り込まれてしまう。突然変異でヘドロまみれの緑色のモンスターと化したメルビンがモップを片手に復讐（ふくしゅう）を果たしていく。

　昨年の舞台「ＤＡＹ　ＺＥＲＯ」以来、２度目の単独初座長公演となる福田は「率直に『なんてタイトルなんだ』と思いました。語呂が良すぎます。もうすでに面白いです。これは見に来たらもっと面白いこと間違いなしです。コメディーです。ミュージカルです。日々のストレスで悩んでる皆さんに激オススメ物件です。よろしくおなしゃす」と、決めぜりふでアピールした。

　醜いモンスターに唯一優しく接してくれるヒロインの盲目美女・サラ役は、女優の中別府葵（２９）がオーディションで射止めた。共演はほかにジャニーズＪｒ．の林翔太（２９）、ボーカルグループ「ＬＥ　ＶＥＬＶＥＴＳ」の宮原浩暢（４０）、元宝塚月組トップの霧矢大夢（４５）ら。大阪公演は４月３～５日に松下ＩＭＰホールで。