被災地は詐欺師に狙われている
ここ数年毎年のように大きな災害が起こっています。
その度に被災地では詐欺被害や窃盗被害が多発しているのを知っていますか。
住宅などが被災された人は呆然としてしまうでしょう。
ですがそんな時を狙って詐欺師が集まってくることを理解し、注意しなければいけません。
実際に今年の台風19号で被害の大きかった千葉県の話をします。
この台風では多くの家の屋根が壊れました。
なので多くの家はブルーシートで雨を防ぎました。
自分達でやる人も多かったようです。
ですが高齢者だけだとそうはいきません。
そういった人達に狙いを定めた詐欺師がいたようです。
高齢者宅に突然訪れて屋根の補強をするといい、断っても勝手に作業を始め多額の金銭を要求したそうです。
その他にも警察官や市役所職員を語る詐欺師もいます。
確認されているのは安否確認を装い家族構成などの個人情報を聞き出してくるといったものです。
なんだそれだけかと思う人もいるかもしれません。
ですが個人情報が漏れるのは大変危険です。
例えば60歳の両親だけで家に住んでいて40歳の息子は離れて暮らしているという情報が詐欺師に知られたとします。
そうするとオレオレ詐欺を仕掛ける際20歳の声が若い詐欺師が電話をかけると不審に思われる確率が高くなります。
なので実際の息子の年齢に近い声色の詐欺師を使ってきます。
同様に息子がいなく娘しかいない場合はどうでしょう。
息子がいないのに男性がオレオレ詐欺を男性が仕掛けても騙される訳がありません。
なのでそんな家には女性の詐欺師が電話をかけてくるのです。
また高齢者の一人暮らしで息子は離れて暮らしているなどの情報が知られてしまうと最悪です。
家族にみられる可能性がない為詐欺師からしたらリスクが少なくなります。
家にいない時間がわかってしまえば強盗に押し入られてしまう可能性まであります。
このように家族構成が知られてしまうだけでも詐欺師に狙われる可能性が上がってしまいます。
特に一人暮らしの高齢者の方は警察官や市役所職員を名のる詐欺師に注意して下さい。
少しでも不審に思ったら警察手帳や身分証の提示を求めましょう。
被災地に住んでいる人達は今後のことで頭がいっぱいのはずです。
そんな時は冷静な判断力が失われている可能性があります。
そこを詐欺師は狙ってきます。
なので被災地は詐欺師に狙われているということを自覚して自分自身で身を守ってください。
悲しいことに人間を襲うのは自然災害だけでなく人間も襲い掛かってくるのですから。
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2019年10月30日 11:11