◇4日 フィギュアスケート西日本選手権・ジュニア女子フリー(滋賀県立アイスアリーナ)
昨年の全日本ジュニア選手権2位で、ショートプログラム(SP)2位の荒木菜那(17)=愛知・中京大中京高=はフリー2位の112・68点。合計174・10点で2位となった。冒頭の連続ジャンプの3回転ルッツ―3回転トーループ、続く3回転ループを決めてそれぞれ出来栄え点で1・18点を加点されたものの、後半に細かいミスが出て、優勝した河辺愛菜(関大KFSC)に4・99点及ばなかった。
直前の6分間練習でジャンプがなかなか決まらなかっただけに、荒木は「内容をまとめられのはよかった。自分がやりたいことはできました」とホッとした表情。次戦の全日本ジュニア選手権は一昨年が3位、昨年が2位と順位をアップさせており、「今年は優勝したいという気持ちが大きいです。ショート、フリーともにいい演技をして笑顔で終われるようにしたいです」と話していた。