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石川

コハクチョウ冬の使者飛来 河北潟北部で70羽確認

越冬のため飛来したコハクチョウの群れ=河北潟に近い津幡町能瀬あたりで(橘国夫さん提供)

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 越冬するコハクチョウが河北潟の一帯に今年も飛来し始めた。家族で仲よさそうに集まり、鳴き交わす姿が見られる。

 日本リアリズム写真集団かなざわ支部の橘国夫さん(77)=金沢市弥生=が撮影し、本紙に情報を寄せた。今月一日、潟北部の津幡町能瀬あたりの田んぼで七十羽ほどが確認された。例年、年末年始には数百羽になるが、最初の群れとしては数が多いという。

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 田では、刈り取りがすんだ株から出た稲の二番穂をついばんでいる。離れた場所から望遠レンズや広角レンズを使って撮影した橘さんは「群れの中でも家族単位で行動し、とても仲よくみえるのが魅力。空を飛ぶときの羽音も体に響いてくるようで迫力があります」と話した。 (辻渕智之)

 

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