英語の頭文字から「GAFA」と呼ばれる、米IT大手のグーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルの影響力はいまや、国家を超えるといわれる。その経営者が何を考えているのかは、GAFAを担当する私にとって、中心的な取材テーマだ。なかでもアマゾン創業者のジェフ・ベゾスは、14兆円を超える資産を持つ世界一の富豪であり、小売業界に「破壊的」な変化をもたらした当事者。最も話を聞きたい人物の一人だが、今は米主要メディアの取材もほとんど受けない。
ところが、9月末に直接、ベゾスを取材する機会に恵まれた。私がそこで質問をしたのは、アマゾンの「次」をどこに見定めているかだった。
取材機会があったのは、シアトルのアマゾン本社のプレスイベント。ベゾスが現れることは事前に明かされていなかったが、終盤に突然、本人が姿を見せた。その場でニューヨーク・タイムズなど、米主要メディア数社とともに、ベゾスの話を聞くことができた。
数時間前にアマゾンは、情報機器をつなぐための新たな通信規格「アマゾン・サイドウォーク」という、一風変わった発表をしていた。
簡単にいうと、その技術を使え…
こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
残り:4667文字/全文:5155文字
980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら
トップニュース
新着ニュース
あわせて読みたい
PR注目情報