5日から4日間72ホールの予定でLPGA最終プロテスト(岡山県笠岡市・JFE瀬戸内海GC、6398ヤード・パー72)が行われる。レギュラーツアーで人気の三浦桃香(20)=アウトソーシング=、アン・シネ(韓国)らも受験。最終成績で20位タイまでが合格、2020年1月1日付けで正式にLPGA会員となる。
今回から受験資格が1歳引き下げられ、今年4月4日時点で満17歳以上が挑戦できることになった女子プロテスト。さらに、ツアー出場権を争うQT(出場予選会)も原則LPGA(日本女子プロゴルフ協会)会員でなければ受けられなくなるため、昨年からレギュラーツアーに出場してきた三浦やアン・シネにとっては正念場だ。
この日、最終調整の18ホールを回った三浦は終始マスク姿。「風邪とかじゃないんです。インフルエンザとかもはやり始めていると聞いたし、体調崩したくないから予防です」。黄金世代の1人で一昨年、昨年のプロテストに失敗。QT経由でツアー出場してきたが、優勝もシード権獲得も(どちらかでLPGA入会)奪えず、このテストが来季の命運を握る。20位タイに入るか、万が一不合格でも合格ラインから2打差以内でフィニッシュすれば、QTファーストステージの受験資格は獲得。桃香ファンは落ち着かない4日間を過ごすことになりそうだ。