大阪桐蔭は天理の猛攻を受けて、2年ぶり3度目の優勝はならなかった。4―12の大敗で明治神宮大会への出場を逃した。
7回までは天理の長身右腕・達投手を攻めあぐねた。西谷浩一監督(50)は「先制2ランで苦しい展開になったが、9イニングのうち4回は先頭打者を出した。守りから攻撃に移るリズムをつくれなかった。自分たちのリズムへ持っていけなかった」と悔やんだ。
試合直後すぐにグラウンド上でミーティング。「この大会はいいところも出たが、弱いところも出た。これから頑張っていこうと話した」と西谷監督。来春に向けては「競り勝たないといけない。春、甲子園で勝てるように準備していく」と話した。