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森ゆうこ議員「質問漏洩」騒動、なぜ野党議員は直接対決を避けるのか

国会議員として情けなくないのか?

「ツイート時刻」間違いの真相は

先週の本コラム「森ゆうこ議員『質問漏洩』騒動、野党調査チームのお粗末すぎる勘違い」で、10月23日の衆議院内閣委員会において柚木道義議員(立憲民主党会派)と今井雅人議員(立憲民主党)が述べた「(筆者は)森議員が15日参議院予算委員会で示した写真入り資料を事前に入手していた」との発言について、それが虚偽であることを示した。

両議員の国会質問は、国民民主党と立憲民主党による「質問通告漏洩問題調査チーム」が作った資料に基づいているが、その資料に含まれている筆者のツイートの「タイムスタンプ」が間違っていた(捏造された?)ことも、先週の本コラムで示した。

それを受けて、民間有識者による「ツイート時刻変造問題調査チーム」が立ち上がった(https://peraichi.com/landing_pages/view/tweet-chosa1101)。
同調査チームを取りまとめていただいた、日米交流事業をしている加藤泰之TIE社長らには大変お世話になった。

 

同調査チームでは、

(1)誰が、いつ、なぜ、ツイート時刻を変造した資料を作成したのか。
(2)(23日に衆議院内閣委で質問した)柚木道義議員・今井雅人議員、(同日にツイッターで誤情報を発信した)森ゆうこ議員、(24日に野党合同ヒアリングで発言した)原口一博議員など、本件を追及した議員に、誰からどのように誤情報が伝達されたのか。
(3)以上の過程で、意図的に変造ないし誤った情報伝達をした人はいたのか。

これらを解明するために、柚木議員、今井議員、森議員、原口議員の事務所に連絡して、議論に参加するように促していた。もちろん筆者と、政府の国家戦略特区ワーキンググループ座長代理を務める原英史氏も参加した。