中日は3日、ソフトバンクから国内FA権を行使した福田秀平外野手(30)と、福岡市内で初交渉に臨んだ。
福田は俊足の左打者として、今季は80試合に出場し、打率2割5分9厘、9本塁打、26打点。解禁日に交渉した中日・加藤宏幸球団代表はFA宣言選手が公示された前日、「走攻守そろった素晴らしい選手。競合は必至ですが、ドラゴンズの良さを訴えたい」と話していた。人的補償のいらないCランクと見られる福田には、複数球団が獲得に乗り出すことを既に表明している。
この日は西武が1番手で交渉。渡辺久信ゼネラルマネジャーは「一番最初に誠意が伝えられた。いろんな話ができた」と話し「うちの足りない部分をしっかり埋めてくれる選手」と改めて高い評価を述べた。