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ヨルモルキミリ引用ネタ

追記にあります。
※ネタばれになるので注意してください。
※最後までクリアしてくださっさ方専用です。


[picture]wanko[utau]

~わんこの歌~
※Queen「Bohemian Rhapsody」のオマージュです。
※CDだと、だいたい3分経過したところの部分です。

・小さなわんこのシルエットが見えた♪
・ならず者のわんこかい?餌でもあげるから芸を見せろよ♪
・ヨルモル♪ヨルモル♪ヨルモル♪キミリ♪
※(ガリレオ、ガリレオ、ガリレオ、フィガロ)

~わんこの歌の狙い~
・この曲のリリースが確か・・1975、6年なので
これに気が付く人が70年代~80年代の洋楽好きだと思いました。
※アツマールのコメント機能で確認をしましたが
この歌詞のオマージュに気が付いたのが1人しかいませんでした。

ただ、洋楽が好きな人はたくさんおり、80年代の洋楽は名曲が多いので、別系統からの確認を入れました。

※プレイヤー層がまったく分からないので
調べる為にある程度、こういった部分を入れています。

わんこの歌の「怪獣のバラード」の替え歌は気が付いた人が多いのですが
これは最初の歌で「愛してほしい」の意味に気が付いた人がいた場合
結構、ラストの展開が分かってしまうので、怪獣のバラードを入れて
わんこ→学校の合唱曲→学校に憧れてる・・で、ある程度バランス調整を入れました。

※映画からの調査。
例えば、3部のA-11の本編では、宗教関係のシナリオを舞台にして
A-11君の台詞から違和感を消し去りましたが。

A-11君
「よろしいですか?リトルミス。
 あなたが思う以上に神様は
 あなたの事を愛しており、気に掛けています
。」
 僕もリトルミスの為に祈ります。リトルミスに
 どうか神のご加護を永遠に。
 天は祈る者に必ず報いてくれます
。」

A-11君の赤の部分の台詞に「サイモン&ガーファンクル」の
「Mrs. Robinson 」の台詞の和訳が入っています。
※1968年の映画「卒業」で使われている曲です。

これは余談ですが、サイモン&ガーファンクル繋がりで
タオルシリーズで使用している曲「スカボロー・フェア」という
イギリスの伝統の曲をカバーして歌っています。
※こちらも、1968年の公開の映画「卒業」の挿入歌です。

初期設定ではA-11君は人間を52人殺害したロボットで
ヨルモルキミリの存在をしった理由はうぃけちゅけ経由ですが
ヨルモルキミリに行く理由は、人間の尊厳が奪われる場面を見たいからでした。

また、3部の根幹はエホバの証人の輸血拒否事件と気が付いた人がいるかもしれません。
2000年(平成12年)2月29日に日本で起きた自己決定権をめぐる裁判。
※最高裁までいっています。
※法学部なら、ほぼこの事例は知る事になるので
このネタに気が付いたのなら、プレイヤーが大学生、大学生以上と特定も出来るかも?
そういう考えの元に入れました。

・・と思われますが、実際、拒否は本人の意思であり
3部は本人は機械を入れる医療行為は拒否をしていません。
※事件発生を詳しく調べないと、表面だけでは、似ていると思われますが
→本質は全く違うという事になります。

序盤から後半にかけての思想面での縛り。

・初期・・・論語(孔子から有名な部分を引用)
※ここら辺はおそらく中学~高校で習うと思いました。
※1日に3回反省するは・・おそらく教科書に記載されている?

・中期
※自己決定権、幸福追求権、
・老荘思想、韓非子、孫子の兵法(へミオラのわんこと戦う時の理論)
・禅(うぃけちゅけ&わんこは「公案」を用いているので
特定の公案をしない細分化された禅ではなく、大まかな基本の思想)

また、「地政学」も多少入れました。
※海洋貿易拠点をへミオラがA-11に質問した時
→当初、ヨーロッパが海洋拠点
→英仏海峡という問題点。
→西ルートからの海洋進出。
※小ネタ太陽は東からのぼって西に沈むので、日本列島を地図で上空から見た場合
西→「左」なので、うぃけちゅけのえぐった目玉の向きが「左」という事になります。
また、特定の宗教において「左利き」が悪魔的な扱いを受けていますが
今回の要素では、「左の目」を抉ったので
1、左は悪くないから、選択した。
2、左が悪いから、自分からそれを捨て去った。
※というような、2通りの解釈が出るように設定をしました


あと、中期の「幸福追求権」と同列の「新しい人権」で
「プライバシーの権利」(わんこが全部の会話を聞かない理由)
「日照権」というのが存在します。
※日照高校がここら辺とかかっています。
※日が当たると駄目な病気の妹ともかかってますが
大本はそこではなく、こっちの「日照」の方です。

また、主人公の妹は日光を浴びる事ができない病気「色素性乾皮症」ですが
実際はこの特定の病名に正確には当てはまっていません。
※もともと、「タオルケットをもう一度表」のヒロインの設定がそれです
→ただ、3部のリトルミスがこの設定を引き継いで、最終部を隠しました。
当たってる部分がこの病名の略称が「XP」で×=罰・P=ぱりぱりうめ程度です。
※トカゲが人間の皮を剥ぐ設定はここからです。
※ただ、結構にネタバレだったので、言葉のサラダ&石鹸箱の毒など
精神疾患及び、殺人鬼の分裂病患者の発言から名前引用等で
皮を剥ぐ→猟奇殺人犯人「エド・ゲイン」から引用していると若干ネタバレを回避してます。

[7bu]wanko-mukasi[otikomu]

~最後の部分~

わんこの名前を決めるシーンは初期の設定では「ぷっち」でしたが
3部でぷっちを出してしまったので、「心智の端」となって悔やまれる部分でした。
※、「心智の端」(ここちのはし)と読みます

心の智の端は「性善説」を唱えた「孟子」の思想からとっています。
※あまり詳しく書きませんが
最後のわんこが永遠に穴を掘る光景を見て
うけちゅけが哀れみの心をもってそれを迎える。
※利害等を越えた自然の感情で、誰にでも備わっている物だった。

ただ、反対思想として「性悪説」もあるので、深く追求しませんでした。

※性善説&性悪説はみずの君は個別に当て嵌まるという見解を持っていて
皆に当て嵌まる、大まかな説ではないと思ったので、さわり程度でした。

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