~タオルシリーズ~果てし鳴き。果てし無き旅路の小鳥~ 追記です。 小鳥は歩いた、途中で自分より小さな人間が手を振った。小鳥は歩いた、少女と少年が丘で空を見上げているのを見た。小鳥は歩いた、以前に見た少年は学校の屋上で微笑んでいた。小鳥は歩いた、小さなお墓に花を添える乙女を見た。小鳥は歩いた、小鳥を羨望の目で見つめる少女を後にして。小鳥は歩いた、川辺で僕に会釈する子犬は自らの道を探すと言いその場を去った。小鳥は飛んだ、まだ見ぬ世界が残っているんだ。 スポンサーサイト