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長期化する香港デモに、世界が関心を寄せています。
香港市民と、中国(シナ)政府の主張はあまりにも大きな隔たりがあり、このまま事態が収拾するとはとても思えません。
ところが、この香港デモについて、日本国内で不可思議な現象が起きているのです。
それは、日本共産党をはじめとするパヨクの皆さんが、何故か中国(シナ)政府ではなく、香港市民を応援しているという現象です。
以下、日本共産党・志位和夫委員長のツイートとオフィシャルサイトを続けてご覧下さい。
https://twitter.com/shiikazuo/status/1184282131373051906
志位和夫
@shiikazuo
「志位委員長、中国大使と会談/尖閣・香港対応に批判表明」
尖閣、香港に対する中国政府の対応には、大きな問題があります。わが党の批判的見解を表明し、本国政府に伝えるよう要請しました。
言うべきことは、直接に、相手に伝えることが、わが党の流儀です。
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https://twitter.com/shiikazuo/status/1184416966984884224
志位和夫
@shiikazuo
香港問題では、「デモ参加者の一部による暴力は自制すべきと考えるが、民主主義を求める香港市民の運動に対する香港政府の抑圧的措置、それに支持を与えるとともに武力による威嚇を行った中国政府の立場に反対する。『一国二制度』のもと事態が平和的話し合いで解決されることを望む」と表明しました。
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志位委員長、中国大使と会談
尖閣・香港対応に批判表明
https://www.shii.gr.jp/pol/2019/2019_10/O2019_1016_2.html
2019年10月16日(水)
日本共産党の志位和夫委員長は15日、着任あいさつで党本部を訪問した孔鉉佑(こう・げんゆう)駐日中国大使と会談しました。
孔大使は、日中両国の友好のために、「新しい時代にふさわしい新しい両国関係の構築のために努力したい」と抱負を述べました。志位委員長は、「日中両国の友好関係の発展、北東アジアの平和構築の問題などでの協力を進めていきたい」と述べました。
この機会に、志位氏は「重大な懸念をもっている問題」として、東シナ海と香港の問題を提起しました。
東シナ海の問題では、「中国公船による尖閣諸島の領海侵入、接続水域進入が激増・常態化し、日中関係が『正常な発展の軌道に戻った』と両国首脳が述べた後も、中国公船の領海侵入、接続水域進入が継続している」と指摘。志位氏は「中国側にどんな言い分があろうと、他国が実効支配している地域に対して、力によって現状変更を迫ることは、国連憲章などが定めた紛争の平和解決の原則に反するものであり、強く抗議し、是正を求める」と述べました。
香港問題では、「人権問題は今日の世界においては国際問題になっている」と指摘しつつ、「デモ参加者の一部による暴力は自制すべきと考えるが、民主主義を求める香港市民の運動に対する香港政府の抑圧的措置、それに支持を与えるとともに武力による威嚇を行った中国政府の立場に反対する」と表明。「『一国二制度』のもとで、事態が平和的な話し合いで解決されることを望む」と述べました。
(以下略)
この記事に非常に違和感を感じるのは、小生だけではないはずです。
志位氏は、中国(シナ)政府に対し一見尤もらしいことを言っていますが、日本共産党が正義ヅラするのは、それなりの理由があるからに他なりません。
実は、日本共産党にとって習近平政権は、本来あるべき中国(シナ)政府ではないのです。
それは、1998年の日本共産党と中国共産党の関係正常化にはじまり、2002年の不破哲三氏の訪中による江沢民との会談が実現した時までさかのぼります。
以下、しんぶん赤旗より引用します。
日本共産党と中国共産党の首脳会談での
不破議長の発言(大要)
https://www.jcp.or.jp/jcp/2002_kaigi/2002-08-fuwa-cn-taiyo.html
2002年9月5日(木)
<首脳会談にあたり、江沢民中国共産党総書記・国家主席(右)と
握手する不破哲三議長(左)>
(中略)
イラクへの軍事攻撃反対、国連憲章の厳守、核兵器全面禁止――これが、中国の明確な立場です(江沢民)
このあと、江沢民総書記は、「私は真剣に不破議長の話をお聞きしました」とのべ、不破議長が提起した問題について、中国側の見解をのべました。
(中略)
つづいて、国際情勢については、「不破議長は、国連の尊重と核兵器禁止について提起されました」として、まず国連憲章とそれを破るイラク攻撃の企てについて、次のようにのべました。
「中国は、国連安保理事会の常任理事国として、すべての活動で国連の決定を尊重しており、湾岸でも、コソボでも、国連で解決することを主張してきました。しかし、いくつかの国は、国連の役割を尊重せずに、国連の頭越しでやっています。決定的なこととして、きびしい問題が出されています。それは、イラクにたいする軍事攻撃の問題です。中国の態度は明確です。イラクにたいする軍事攻撃には反対です。平和的な話し合いを通じて解決することに、努力しています。目下、世界の大多数の国は軍事攻撃に反対しています」
そして、アメリカの政府筋から、「国連はもはや必要ではない」という声が聞こえてきていることについても、強い懸念を表明しました。
核兵器の問題については、「核兵器の先制不使用と核兵器の全面的な廃止」が、中国の一貫した主張であることが、かさねて強調されました。
(中略)
最後に、二人は次のような言葉で、一時間二十分にわたる首脳会談を結びました。
不破 二十一世紀の新しい情勢のもと、たがいにそれぞれの課題にとりくみながら、努力してゆきたい。二十一世紀はまだ先は長いから、これからもお話できる機会はあるでしょう。
江沢民 見通しは全体として明るい未来を持っていると思います。現在の世界のなかで、社会主義がさらに前進してゆくことを、私は確信しています。日本共産党におかれても、前進のプロセスのなかで、多くの成果をえることを願っています。
■日本と中国との関係の5原則
一、日本は、過去の侵略戦争についてきびしく反省する。
二、日本は、国際関係のなかで「一つの中国」の立場を堅持する。
三、日本と中国は、互いに侵さず、平和共存の関係を守りぬく。
四、日本と中国は、どんな問題も、平和的な話し合いによって解決する。
五、日本と中国は、アジアと世界の平和のために協力し合う。
この会談の背景には、ソ連崩壊で資金源が枯渇した日本共産党と、日本の工作拠点として日本共産党を利用したい江沢民政権との利害が一致したことが挙げられます。
日本共産党の2004年綱領には、次のような一節が登場し、唐突に中国(シナ)を持ち上げています。
日本共産党綱領
https://www.jcp.or.jp/web_jcp/html/Koryo/
(中略)
一、戦前の日本社会と日本共産党
(中略)
(二)党は、日本国民を無権利状態においてきた天皇制の専制支配を倒し、主権在民、国民の自由と人権をかちとるためにたたかった。
(中略)
党は、ロシア革命と中国革命にたいする日本帝国主義の干渉戦争、中国にたいする侵略戦争に反対し、世界とアジアの平和のためにたたかった。
党は、日本帝国主義の植民地であった朝鮮、台湾の解放と、アジアの植民地・半植民地諸民族の完全独立を支持してたたかった。
(三)日本帝国主義は、一九三一年、中国の東北部への侵略戦争を、一九三七年には中国への全面侵略戦争を開始して、第二次世界大戦に道を開く最初の侵略国家となった。一九四〇年、ヨーロッパにおけるドイツ、イタリアのファシズム国家と軍事同盟を結成し、一九四一年には、中国侵略の戦争をアジア・太平洋全域に拡大して、第二次世界大戦の推進者となった。
帝国主義戦争と天皇制権力の暴圧によって、国民は苦難を強いられた。党の活動には重大な困難があり、つまずきも起こったが、多くの日本共産党員は、迫害や投獄に屈することなく、さまざまな裏切りともたたかい、党の旗を守って活動した。このたたかいで少なからぬ党員が弾圧のため生命を奪われた。
(以下略)
>党は、ロシア革命と中国革命にたいする日本帝国主義の干渉戦争、中国にたいする侵略戦争に反対し、世界とアジアの平和のためにたたかった。
>日本帝国主義は、一九三一年、中国の東北部への侵略戦争を、一九三七年には中国への全面侵略戦争を開始して、第二次世界大戦に道を開く最初の侵略国家となった。
これが、日本共産党のトンデモ歴史観です。
この一節は、2004年綱領であえて付け加えられたものです。
つまり、以上のことから日本共産党が中国(シナ)共産党との30年来の対立を経て、2002年の和解にこぎつけた理由は、江沢民政権から日本共産党への巨額の工作資金が提供されたからに他なりません。
そして、日本共産党は、習近平政権からではなく、今でも江沢民(上海閥)からの資金提供を受けていると考えれば、事の次第が見えてきます。
香港デモは、今や習近平政権にとって、大きなアキレス腱となりつつあります。
江沢民が、習近平との派閥抗争で、香港デモを利用しない手はありません。
つまり、香港デモは表面的には、香港市民 VS 北京政府との戦いに見えますが、一方で中共内部の江沢民(上海閥) VS 習近平(太子党)の派閥抗争の側面もあるのです。
日本共産党が、江沢民(上海閥)の手先として動いていることはほぼ間違いないでしょう。
以下、日本共産党の政治資金収支報告書をご覧ください。
■日本共産党の財政
https://www.jcp.or.jp/web_jcp/html/seiji-sikin-syuusi.html
■日本共産党の2012年政治資金収支報告書
↓↓↓↓↓↓↓↓
■日本共産党の2017年政治資金収支報告書
収入の多くを占める機関紙収入が激減する中で、今なおあれだけの人間をデモ活動等に動員するには、他からの資金援助がなければ、到底不可能なことです。
https://twitter.com/akaminekaz/status/628338541483851776
赤峰和彦
@akaminekaz
日本共産党は中国から毎年61億円の資金援助があり、中国の意向に沿わない活動をするとそれを暴露されてしまう可能性もあり安保法制阻止を党の存亡をかけた戦いにしていますが、組織力は完全に低下しています。
日本共産党は、江沢民派(上海閥)の意向で動いている走狗に過ぎません!
だからこそ、現在の習近平政権を批判し、香港デモを支持するのです!
日本共産党の違和感だらけの動きの原因は、ここにあったのです!
| クレムリン秘密文書は語る―闇の日ソ関係史 (中公新書)
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