NHKから国民を守る党の加陽麻里布氏のTwitterが話題を呼んだ。N国党から足立区議選で当選するほどの投票を得た。しかし選挙管理委員会から居住実態がないとされ話題を呼び、さらには年齢により被選挙権がなかった事実が発覚し、得票数がすべて無効票とされた人物である。
加陽氏は8士業の内の行政書士と司法書士の国家資格を持ち、おそらく自分自身の法知識に自信を持っていたのだろう。だがやはり謙虚さを無くして間違った知識などを自慢げにひけらかしていると、さらに詳しい人にやり込められるというのは世の常か、Twitterの常か。
足立区議となるのに居住実態を問われるのは憲法違反だと訴えていた。しかし加陽氏がブログ内で公開していた訴状があまりにもスッカスカであって、それでも自信満々にツイートしているものだから弁護士等が唖然としていたわけである。
そしてとあるアカウント(ぜろの氏)が、みんなの思っていることを代弁したのである。
加陽氏はこのアカウント、ぜろの氏に対して「無知って可哀想」、「受験生が弁護士になったつもりの物言い。万年受験生あるある」と上から目線で勉強しろと罵倒したのであった。そしてN国党の『N酷党』具合が露わになる。支持者同士でぜろの氏を嘲笑を始めたのであった。
そもそもぜろの氏は百日裁判に対して論じているのではなく「ぺらっぺらな訴状でよく自信満々にツイートできるな」ということである。N国党とはこのような人たちから支持をされているということを理解していただきたい。
支持者からのクソリプが面倒になったのだろうか、加陽氏を哀れに思ったのだろうか、ぜろの氏は司法試験に合格していることを示したのであった(司法試験に合格後、法曹資格を得るための司法修習)
では、法知識マウントをしていた相手であるぜろの氏が、司法試験に合格していたと知った後の加陽氏の反応はこちらである。
顔を真っ赤にして、差別的な発言をし始めたのだ。非難の声が殺到するのは当然のことと言えよう。しかし加陽氏ならびに彼女の取り巻きは「知〇遅れ」という発言は差別ではないと全く認めなかった。
しかしながら兵庫県宝塚市では差別用語、不適切用語として例として挙げられている。他にざっと検索するだけでも千葉県千葉市では「障害者差別に当たると思われる事例
」として、岐阜県大垣市も「人権に配慮した言い換えが必要」として、その他の自治体もHPにて掲載している。
N国党の信者からも大人気、美人過ぎるN国党候補者、今回の一件で加陽麻里布氏は醜態を晒すこととなってしまった。通報もされたようで、私の方に加陽氏のアカウントがロックかかったとされる画像をくれた方もいた。
Lineスタンプやら水着モデルやらと小銭稼ぎをしているようだが、私としてはそこには特に問題意識を持ってはいない。どこか呆れている目を向けてはいるが、前例として維新の上西小百合元衆議院議員という方もいるわけで、日本ではもはや見慣れたものである。
しかし人権意識を置き去りにしている加陽氏が今後当選を果たしたとして、市民や国民に何を還元できるのであろうか。NHKのことだけをやりたいのなら議員になることを選ばずに、社会運動でしていればいい。目立ちたいならば上西先輩のようにタレント活動をすればいいだろう。恋人であるN国党首の立花氏とともに、ぜひそちらをお勧めする。
かとさよ(
かとさよ速報( ))
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