次女、実験中。
11月中旬にサイエンスフェアを控えた今日まで、私の腰が重すぎて娘二人のプロジェクトが長い間頓挫しておりました。
しかしいよいよ、今週末に実験しなくては後がない!
(なぜなら次男たちが来週末はお泊りに行ってていないので)
ということで、今まで溜めに溜めた作業をみんなで一気に進める運びとなりました。
それぞれタイトルと仮説までは終わらせていたのですが、その後のバックグラウンドリサーチ(研究の背景??)やマテリアルを準備したり実験のステップなどを書いたり実験している様子を写真に納めたりと、することは盛り沢山でした。
最後に用紙に実際のボードを小型化した仮のものをつくり、今後はそれを元に大きなボードにプリントアウトした文字や写真などを張り付けていきます。
今回私は比較的簡単な次女の実験を手伝いました。
彼女の実験のタイトルは
「パイナップルゼリーはできるのか?」
ゼリーの液体に生のパイナップルを入れても固まるのかどうかを確かめていきます。
パイナップルだけでは物足りないのでバナナ、キウイ、りんごも各ゼリーのカップに入れてみました。
娘は「パイナップル他、全ての果物は固まる」という仮説を立てていました。
さてその実験の答えはというと、普段ゼラチンにお湯を入れて溶かすと、その液体が冷えた時に固まるはずのコラーゲンがパイナップルの酵素によって凝固が妨げられるので、答えは「固まらない」となります。
本当はもっと科学的に理由を述べるべきなのでしょうが、小学校3年生のプロジェクトということでこのくらいで。。。
(ということで、同じように酵素の入っているキウイも固まりません)
しかしある意味次女の仮説は大人たちの思惑通りで助かりました。
かたや長女の方は
「ボトルに酢と重曹を入れて混ぜたら気体が発生してボトルの口に被せた風船は膨らむのか」
という実験をしていました。
そちらの方は次男と三男の三人がかりで行っていました。
重曹の代わりにベーキングパウダーやコーンスターチでも試したそうです。
結果はやはり重曹が一番風船が膨らみ、ベーキングパウダーはそれに比べて弱かったようです。
コーンスターチはもちろん何も変わらず。
最後、二人に自分たちで手書きのノートにまとめたものをタイプさせました。
(コンピューターのオンラインゲームでチャットなどもしているので、タイプできないとは言わせません。)
週明けにはそのプリントアウトしたものを先生に提出して、とりあえず今週のノルマは達成です。
あとはボードに張るためにタイプした文字や写真を切ったり張ったりという作業をすれば終わりです。
この週末で大分私の肩の荷もおりました。。。