さんま後押しも…宮迫の復帰を阻む金塊強奪犯の“時限爆弾”
吉本興業から契約解消された「雨上がり決死隊」宮迫博之(49)の復帰のため、明石家さんま(64)が「みんなで一緒にオフホワイトからブラックに、そして白紙に戻った男を囲む会」を主催すると一部で報じられた。すでに、テレビ局員や芸能関係者らに招待状が発送されているという。
さんまは宮迫を自らの個人事務所に所属させて復帰させようとしていることを、10月12日放送のラジオ「ヤングタウン」(毎日放送)でも明かしている。しかし、これに警鐘を鳴らす業界関係者は多い。
「かわいい後輩を助けたいという気持ちは分かりますが、宮迫は時限爆弾を抱えているようなもの。爆発したら、とてもじゃないですが、さんまさんの個人事務所では完璧に対応しきれないでしょうね」(芸能プロ関係者)
その“時限爆弾”となりそうなのが、2016年に福岡で7億円の金塊を強奪したグループの主犯格・野口和樹被告だ。
宮迫はフライデーが報じた野口被告との北新地での“ギャラ飲み”写真が決め手となり、吉本興業とは実質の“契約解除状態”に。現在は福岡拘置所にいる野口被告だが、10月19日に著書「半グレと金塊」(宝島社)を刊行した。
■野口被告とのギャラ飲み写真以外に…
「この告白本では、宮迫が会見で話した『トイレから出てきた時に(野口被告に)囲まれて写真を撮っただけ』ということに異議を唱えていますが、実は野口被告は知っているすべてを書いたわけではありません。宮迫との金銭の授受についても、『コメントを控えたい』として含みを持たせているんです。裁判では、彼が主張する金塊強奪犯の首謀者はいまも逮捕されていない。あの本を書いた時は、野口被告は無罪にはならないまでも、“主犯”として実刑になることはないと踏んでいた。ですが、万が一このまま自分だけ実刑になったら“絶対許さない”と怒り狂っていますよ。自暴自棄になっていて、その時は全てをバラすと言っています。いわば時限爆弾です」(野口被告に近しい人)
その“時限爆弾”には金塊強奪に関することだけでなく、当然、宮迫のことも含まれているという。
「宮迫があの時、北新地で何をしたかだけでなく、それ以外の“爆弾”を野口被告は隠し持っているそうなんです。それがバレたら、今度こそ宮迫は芸能活動がピンチになるでしょう。それが公になるかもしれないのです」(同・近しい人)
一方、宮迫がさんまの個人事務所に入り、芸能活動再開が現実味を帯びてきたら、吉本も黙っていられなくなる可能性があるという。
「実際のところ、さんまさんからはまだ吉本サイドに正式な相談をしてないそうですし、吉本も宮迫と契約解除したと公に宣言していません。いわば宮迫は“飼い殺し”状態です。身内とはいえ、移籍のハードルは存在するでしょうし、吉本がそう簡単に“裏切り者”の宮迫の復帰を認めるとも思えません。あの田村亮との“強行会見”を、吉本関係者は今も“許さない”と憤っていますからね」(スポーツ紙記者)
もし、さんまの個人事務所に移籍しても、復帰は簡単ではなさそうだ。
「テレビ局はさまざまな側面から宮迫の復帰に慎重になっています。その警戒を解くために、さんまさんは懇意のテレビマンや芸能関係者を呼ぶ会を主催するのでしょうが……」(テレビ局関係者)
果たして、さんまは“時限爆弾”を抱えているかもしれない宮迫の救世主となれるのだろうか。