REAPER:テンポを徐々に変化させる
REAPERにおいて曲の途中からテンポを変更する場合は、テンポ・マーカーを用いる。ただ、いちいちShift+Cでマーカーを打ち込んでいくのは面倒なので、テンポを変更する際は、Alt+Tでテンポ・エンベロープを表示させ、それによって行った方がよいだろう。

しかし初期設定のままエンベロープを弄っても、下の画像のようになり、テンポを徐々に変更することはできない。

これだと、これまでMIDIのテンポトラックでテンポをコントロールするのに馴れてきた人などはかなり面食らうのではないか。
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そこで、テンポを徐々に変更できるように設定を施す。と言ってもやり方は簡単で、エンベロープ・ポイントの上で右クリックし、表われたメニューでポイント・シェープを「Square」から「Linear」に変更するだけ。この際、選択したポイントのシェイプのみを変更したい場合は「Set point sharp」から、右ドラッグで選択したポイント全てのシェイプを変更したい場合は「Setsharp for selected points」から、これから新しく作成するポイントのシェイプを変更したい場合は「Set envelope default point set」から変更する。

↓上の画像のポイントを「Setsharp for selected points」で「Linear」に変更してみたところ。

▼Playrateを用いたテンポ変更
テンポを徐々に変更させるには、他にもマスター・トラックに装備された「Playrate」を用いる方法がある。この方法を用いると、グリッド幅を変化させずにテンポを変更することができる。

↓Playrateにチェックを入れたところ。

ただし、テンポ・マーカーでのテンポ変更とプレイレートでのテンポ変更では、その意味合いが少し異なってくる。というのも、テンポ・マーカーでテンポ変更した場合は、MIDIの再生スピードにのみそれが反映されるが、プレイレートでそれを行った場合、MIDIの再生速度だけでなく、オーディオ(動画)・ファイルの再生レートも同時に変更される。
オーディオ・ファイルの再生レートが変わるということは、当然それによってピッチも変化してしまう。この際、ピッチを保ったまま再生レートを変えたい場合は、プレイレート・フェーダーの右クリック・メニューで「Preserve pitch in audio items when changing master playrate」にチェックを入れておく。

以下は「Preserve pitch」の使用例。
元のファイル
Preserve pitchオフでプレイレート変更。
Preserve pitchオン
プレイレートの幅は0.89~1.05。

それでもかなり不自然になってしまうし、ピッチを保つとプチノイズも乗りやすくなる。なので(これでオーディオ・ファイルのレートを弄る場合)、実際にはもっとレートの幅を狭くして使うか、もしくは特殊効果として用いるのが正しい使い方かもしれない。
――尚、プレイレート・フェーダー右クリック・メニューにあるその他の設定項目については以下の通り。
・Set to 1.0 -> フェーダーを1.0に設定。
・Increase by ~6%(one semitone) -> 再生レートを6%(半音分)上げる。
・Decrease by ~6%(one semitone) -> 再生レートを6%(半音分)下げる。
・Increase by ~0.6%(ten cents) -> 再生レートを6%(半音の1/10分)上げる。
・Decrease by ~0.6%(ten cents) -> 再生レートを6%(半音の1/10分)下げる。
・Apply playrate to current BPM -> 現在の再生速度をプレイレートの標準(1)にする。
例えば、BPM50でプレイレートが2だった場合にこれを適用すると、BPMが倍の100になることで、プレイレートが半分の1になっても現在の速度が保たれることになる。

↓

・Playrate fader range -> プレイレート・フェーダーの上限/下限の設定。
しかし初期設定のままエンベロープを弄っても、下の画像のようになり、テンポを徐々に変更することはできない。
これだと、これまでMIDIのテンポトラックでテンポをコントロールするのに馴れてきた人などはかなり面食らうのではないか。
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そこで、テンポを徐々に変更できるように設定を施す。と言ってもやり方は簡単で、エンベロープ・ポイントの上で右クリックし、表われたメニューでポイント・シェープを「Square」から「Linear」に変更するだけ。この際、選択したポイントのシェイプのみを変更したい場合は「Set point sharp」から、右ドラッグで選択したポイント全てのシェイプを変更したい場合は「Setsharp for selected points」から、これから新しく作成するポイントのシェイプを変更したい場合は「Set envelope default point set」から変更する。
↓上の画像のポイントを「Setsharp for selected points」で「Linear」に変更してみたところ。
▼Playrateを用いたテンポ変更
テンポを徐々に変更させるには、他にもマスター・トラックに装備された「Playrate」を用いる方法がある。この方法を用いると、グリッド幅を変化させずにテンポを変更することができる。
↓Playrateにチェックを入れたところ。
ただし、テンポ・マーカーでのテンポ変更とプレイレートでのテンポ変更では、その意味合いが少し異なってくる。というのも、テンポ・マーカーでテンポ変更した場合は、MIDIの再生スピードにのみそれが反映されるが、プレイレートでそれを行った場合、MIDIの再生速度だけでなく、オーディオ(動画)・ファイルの再生レートも同時に変更される。
オーディオ・ファイルの再生レートが変わるということは、当然それによってピッチも変化してしまう。この際、ピッチを保ったまま再生レートを変えたい場合は、プレイレート・フェーダーの右クリック・メニューで「Preserve pitch in audio items when changing master playrate」にチェックを入れておく。
以下は「Preserve pitch」の使用例。
元のファイル
Preserve pitchオフでプレイレート変更。
Preserve pitchオン
プレイレートの幅は0.89~1.05。
それでもかなり不自然になってしまうし、ピッチを保つとプチノイズも乗りやすくなる。なので(これでオーディオ・ファイルのレートを弄る場合)、実際にはもっとレートの幅を狭くして使うか、もしくは特殊効果として用いるのが正しい使い方かもしれない。
――尚、プレイレート・フェーダー右クリック・メニューにあるその他の設定項目については以下の通り。
・Set to 1.0 -> フェーダーを1.0に設定。
・Increase by ~6%(one semitone) -> 再生レートを6%(半音分)上げる。
・Decrease by ~6%(one semitone) -> 再生レートを6%(半音分)下げる。
・Increase by ~0.6%(ten cents) -> 再生レートを6%(半音の1/10分)上げる。
・Decrease by ~0.6%(ten cents) -> 再生レートを6%(半音の1/10分)下げる。
・Apply playrate to current BPM -> 現在の再生速度をプレイレートの標準(1)にする。
例えば、BPM50でプレイレートが2だった場合にこれを適用すると、BPMが倍の100になることで、プレイレートが半分の1になっても現在の速度が保たれることになる。
↓
・Playrate fader range -> プレイレート・フェーダーの上限/下限の設定。
コメント
曲中にテンポが変わる曲というのを知らないのですが、なかなか心地いい狂気を感じます
クラシックなんかは頻繁にテンポチェンジを行ったりしますし、それ自体は珍しくないんですけどね。ただ、オーディオ・ファイルの再生速度変更によってテンポ・チェンジを行っている曲はそう滅多にはないでしょうし、実際、実用度は低いかもしれません。まあこんなことも出来るよ、てことで。
ためになります、また来ます
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