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2019年11月3日 紙面から
札幌-名古屋 前半、決定機を逃し、天を仰ぐ名古屋・ジョー(左)=札幌ドームで(浅井慶撮影)
14位の名古屋グランパスは札幌に0-3で敗れ、フィッカデンティ監督就任後、4試合勝ちなし(2分け2敗)となった。J2自動降格圏の17位・松本とは勝ち点3差に縮まった。FC東京は永井らのゴールで大分を2-0で下し、首位鹿島と勝ち点59で並んだ。3位の横浜Mは鳥栖に2-1で競り勝って3連勝し、1差を保った。最下位の磐田は清水を2-1で破り、J1残留へ可能性を残した。
励まし、怒りの先には無言があった。失意のグラ戦士がスタンドへあいさつする。待っていたのは、サポーターによる異例の行動だった。反応なし。「サイレント・スタンディング」でスタンドから見下ろされた。
「本当に申し訳ないです。遠いところまで足を運んでいただいたので勝ちたかった」。そう語ったのはMF米本。前節・仙台戦ではサポーターの怒号に応戦。主将のDF丸山が応援団の中心メンバーと直接話し合う事態に発展していた。
サポーターの無言の理由は繰り返される失点パターンとふがいない攻撃陣か。前半35分にCKから先制された。ゴール前はゾーンで、外側はマンツーマンで対応。マンツーマンを3人から4人へ増やしたものの、結局は抜け出され決められた。得点を奪えないまま、後半にPKを献上するなど3失点。試合は壊れた。
FWジョーが使えない。前半42分。相手ゴール前でボールを奪ったMF長谷川からパスが来た。フリーの絶好機。だが…。ジョーは焦ったのか、まさかのミスショット。顔をゆがめる姿に昨季得点王の面影はない。昨季24得点から今季6得点。試合後は「何もない」と取材拒否した。
これで8戦勝ちなし。過去20戦さかのぼっても2勝だけ。特に敵地では悲惨というほかない。3月9日のG大阪戦から8カ月間未勝利。アウェー14試合連続勝ちなしはJ2に降格した2016年を下回るクラブワースト記録となった。
風間前政権を含めて今季、先制された16試合は5分け11敗。勝率0%。先に点を与えるのはご法度なのに、守備の立て直しを期待されるフィッカデンティ監督は就任4戦連続で先制点を献上。試合の主導権を握れないまま2分け2敗と苦しむ。
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