2008年以来11年ぶりの優勝を決めた中京大中京は3回まで毎回得点で3点を先取するなど優勢に進めたが、2番手登板した148キロ右腕・高橋宏が8回に4点を失い、同点。だが、9回に6番・南谷の適時打で勝ち越すと、8番・高橋宏の右前2点打でダメ押しした。
4イニング6安打4失点と苦しんだ高橋宏だったが、試合終了の瞬間は体が一回転するほどの大きなガッツポーズでうれしさを表現。「一つの目標だった。相手のフルスイングに弱気になってしまったが、最後は気持ちが入っていた」と喜んだ。
中京大中京は、明治神宮野球大会(15日開幕・神宮)に東海地区代表として出場。17日の初戦で、明徳義塾(四国地区・高知)-星稜(北信越地区・石川)の勝者と対戦する。