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『マチネの終わりに』(124分/G/日本/2019)
【監督】
西谷弘
【製作】
大澤恵 稲葉尚人
【出演】
福山雅治
石田ゆり子
伊勢谷友介
映画『マチネの終わりに』のオススメ度は?
星1です
酷すぎる。
福山さんのキャリアに傷がついた。
石田さんのしっとり感もない。
キスシーンがダメダメ。
糸引いてます。
汚い。
撮り直さないと。
映画『マチネの終わりに』の作品概要
福山雅治、石田ゆり子主演の恋愛物語。東京、パリ、ニューヨークで展開する大人の恋物語。原作は平野啓一郎。
映画『マチネの終わりに』のあらすじ・ネタバレ
有名なギタリストがジャーナリストと出会い、恋に落ちる。その女性にはフィアンセがいる。何とか彼女をものにしようとするが、、、。
映画『マチネの終わりに』の感想・評価・内容・結末
正直、これは酷い“動画”でした。なぜ福山さん、石田さんが出演オッケーしたのかわかりません。こんな作品に出たら彼らのキャリアに傷がつきます。本当に酷い動画でした。わたしは映画が好きですから、悪口は書きたくないのですが、これは映画ではありません。動画です。両者の違いはニュアンスで考えてください。とにかく酷い。まずわれらの「ましゃ」こと福山さんが輝いていないのです。全く覇気がないと言うか、、、。病気なのかなって心配してしまいました。もっとも役柄が充電期間を迎えようとしている設定ですから、最初は我慢して観ていました。でもずっとダラーっとしているのです。体にもキレがありません。ちょっと贅肉がついて重たそうだし、フェイスラインが無い、肉が垂れ下がっています。あのカッコいい福山さんがいないのです。これは撮り方がまずいですね。メイクもダメ。本当にダメダメです。
石田さんも可哀想。彼女独特の負のオーラを醸し出しているのは良いけれど、しっとり感がないのです。肌もハリがないのです。カサカサしています。フランス語と英語を喋っていましたが、英語が下手すぎです。英語がわかる友人に言わせると赤ちゃんが喋っているような英語です。これは酷い。フランス語もどうだか、、、。
映画の設定は蒔野聡史(福山雅治)は38歳、 小峰洋子(石田ゆり子 )は40歳となっています。これがもう無理があります。福山さん、石田さんともに今年50歳です。見た目でもうダメです。さらに洋子の彼氏のリチャード新藤(伊勢谷友介)との会話の中で「結婚したら子ども、2、3人育ててさ」 って会話がありましたが、この年齢では複数はキツイでしょう。結果的に40過ぎで一人出産しています。うーん、どうなんでしょうか。
演出もダメダメです。蒔野と洋子がはじめて出会う場面が楽屋口の廊下、、、。何ですか、この設定。実際、そういう出会いはあるかもしれませんが、映画ですよ、映画。映画の中での最初の出会いってめっちゃ大事じゃあないですか。もっと工夫しないとダメですよ。監督の創造力の欠如ですよ。
あと二人がキスする場面ですが、照明をキャメラに向けることでシルエット感を強調したつもりでしょうが、裏目に出ました。キスシーン、唾液で糸が引いてます。気持ち悪いです。汚いです。「もう一回撮り直せよ!」ですよ。酷い、とにかく酷い。福山さんも石田さんのイメージも地に落ちてしまった感じです。何ですかね、この製作陣は!映像への愛がないのですよ。本当にクソ動画です。
福山さんを撮るときはあまり下から撮らない方が良いと思うんですよね。何故ならば福山さんは口が小さいんです。下から撮ると口が強調されるんですよね。そうなると何だか幼く見えるのですよ。貧相に見えるんですよ。そしてヒゲです。あのヒゲはカッコ悪かった。昔の香港カンフー映画に出てくる詐欺師みたいな顔になっていました。我らの「ましゃ」にそんなことさせてはいけません。あといくらギタリストとはいえ、爪が、、、。汚く見えてしまって、、、、。あまり映して欲しくないですね。イメージダウンです。
さてさて、内容ですがこれもかったるい話ですね。売れっ子のギタリストの蒔野は自身の音楽活動の今後に疑問を持ち、充電に入ろうとしている時に、洋子と出会い恋に落ちます。しかし、洋子にはフィアンセのリチャードがいます。蒔野は洋子にアピールします。これってもし結婚していたら不倫です。でも結婚していないから略奪です。ただやり方がコソ泥みたいなやり方なんです。リチャードがいないところを見計らって洋子と良い仲になっていくのです。男だったら正々堂々と勝負しろ!っと叫んでしまいました。こんなコソ泥を福山さんにやらせてはいけません。ガッカリします。
さらに洋子は悩むんですよ。フィアンセがいながら蒔野に心が動くのは良いのですが、その思わせぶりが最悪です。「もう少し待ってください」と。完全に二股かけて良い方を選ぶ魂胆です。で、ヤっちゃうんですよ。これはこれは、本当にクソ女です。とても40年の人生経験をしている女ではないです。もっと良識あるでしょ。付け加えて書きますが、パリでジャーナリストとして活躍しているとのことですが、あの顔はジャーナリストの顔ではありません。優しすぎる顔です。ジャーナリストはそれなりの修羅場をくぐり抜けていますからもっと厳しい顔をしていなければいけません。『プライベート・ウオー』のメリー・コルビンの顔を見てください。
あと、これだけ有名でハンサムなギタリストですから女性との恋愛も多く経験していると思うんですよね。いわゆる「女の扱いがうまい」と思うのですが、なぜか不器用な雰囲気を出しているのに、洋子を口説く時にはとても甘い言葉の数々を言っています。これは何なのでしょうか?「あなたの中に貫きたい」とか「あなたが死ぬのなら僕も死ぬ」とか。結構遊び人じゃん、ってなってしまうんですよね。
あー、何だかなあ。福山さん、良いのになあ。是枝監督作品の福山さんは本当に良い。『死して父になる』も『三度目の殺人』も良い。でもこれは最悪。キャリアに傷がつく。もう一本、福山さん主演の映画が公開されます。そちらは岩井俊二監督なので期待大です。本動画は忘れます。というか無かったことにします。本当に酷かった。
まとめ 映画『マチネの終わりに』一言で言うと!
「水も滴る良い男」のはずが、、、
背も高い、顔もいい、歌も唄える、頭も良い、そして面白いしお金もある。福山さんはまさに男として完璧です。こんなに全てを持っている人はあまりいません。でも、本作では輝きが全くありません。一瞬、病気なのではと感じてしまいました。撮る人によってこんなに無様になるのかと驚きました。
合わせて観たい映画
【福山雅治出演映画】
映画『三度目の殺人』
弁護士の福山さんカッコいい
映画『マチネの終わりに』の作品情報
映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
西谷弘
原作
平野啓一郎
脚本
井上由美子
製作
石原隆 畠中達郎 市川南 佐渡島庸平
エグゼクティブプロデューサー
臼井裕詞 千葉伸大
プロデューサー
大澤恵 稲葉尚人
ラインプロデューサー
森賢正
撮影
重森豊太郎
照明
中村裕樹
美術
清水剛
整音
瀬川徹夫
録音
藤丸和徳
装飾
田口貴久
編集
山本正明
VFX
田中貴志
選曲
藤村義孝
音響効果
大河原将
音楽
菅野祐悟
クラシックギター監修
福田進一
スクリプター
松田理紗子
助監督
村上秀晃
監督助手
大庭功睦
制作担当
町田虎睦
蒔野聡史(福山雅治)
小峰洋子(石田ゆり子)
リチャード新藤(伊勢谷友介)
三谷早苗(桜井ユキ)
中村奏(木南晴夏)
小峰信子(風吹ジュン)
是永慶子(板谷由夏)
祖父江誠一(古谷一行)
2019年製作/124分/G/日本
配給:東宝