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2019年11月3日 紙面から
中日からドラフト4位指名された慶大の郡司裕也捕手(21)が2日、東京六大学野球秋季リーグの早大戦(神宮)で勝ち越し、中押しの2打席連続ソロ本塁打。自慢の長打力とキャプテンシーで3季ぶり37度目の優勝に貢献した。また、育成ドラフト1位指名された名大の松田亘哲(ひろあき)投手(22)は名経大との愛知大学野球リーグ2、3部入れ替え戦(パロマ瑞穂)に先発し、散発5安打の6奪三振で完封勝利を飾った。
大学ラストシーズンの早大戦をV弾で飾った。慶大の主将・郡司が、勝てば優勝となる一戦で6回に勝ち越しソロ、8回にも一挙4点の呼び水となるソロ本塁打。いずれも左翼の慶応応援席に2打席連続で放り込んだ。
「データ班が分析してくれて、球種を張って打ちました。仲間に打たせてもらったホームランです」
早大のエース早川の自分への勝負球は直球とのデータを信じて狙った。1本目は初球のカット気味の137キロ、2本目は146キロをきっちり捉えた。ともに淡々とベースを回った郡司は「(2点では)まだまだ足りないと思いましたし、キャッチャーは、はしゃいじゃいけないというのがポリシー」。仙台育英3年夏の甲子園は準優勝、昨秋の早大戦はあと1イニングを守れずに3連覇を逃した。苦い経験からスキのない捕手になった。
けが人もあって、チームの構想通りにいかなかった投手陣をしっかりまとめた。エース高橋佑や津留崎ら同級生投手との意思疎通はもちろん、近寄ってこない下級生投手に対しては寮の部屋へ行って、やさしい笑顔で対話してコミュニケーション。こんな気配りで、部員164人の心を一つにした。リーグ通算93安打を重ねた打撃、強気に内角も攻めさせるリードを中日スカウトは高く評価したが、米村チーフスカウトは「彼が持っているキャプテンシーもうちに必要なもの」と強調。プロとして修正すべき点はあるが「レギュラー捕手に近い」と即戦力候補の太鼓判も押した。
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