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日本とG7の平均年収を比べてみたい!!と思ったので、調べてみました。
実際に調べてみると悲しくなりました。
G7の平均年収1位はアメリカ
フランスが一位だと思っていたのですが、どうやら違うようです。
645万円が平均年収でした。さすがに一位の平均年収は高いですね。
アメリカの隣の国 カナダが2位
アメリカと地理的に近い(物理的には遠いですけど…)カナダは、平均年年収が638万円で二位です。
日本もこれくらい欲しいものですね。
紳士の国 イギリスが3位
英国紳士は3位で落ち着きました。
平均年収は614万円です。まだまだ600万円を下回りませんね。
ここでグッと平均年収が下がる 4位はドイツ
ドイツの平均年収は、600万円を下回り547万円です。
一人当たりGDPでは、カナダやイギリスを上回っているのですが賃金が追い付いていないのでしょうか?
もう少し平均年収は高くてもおかしくない国ですね。
物価のわりに平均年収が低い 5位はフランス
物価が高く、世界の観光客数1位のパリがあるフランスの平均年収が541万円しかないのは驚きました。
実は、フランスの物価は日本よりも低いんです。私も調べて初めて知りました。
どうやら、フランスでは外食費用や雑貨が高いのですが、食材や車の維持費が日本と比べると安くなるようです。
確かに日本では、安い飲食店や雑貨屋、便利グッズなどが豊富に存在しますからね。
シエスタなどの国民性が影響か?イタリアは6位
イタリアといえば、真面目に働かないことで有名ですよね。
イタリア人の国民性として、仕事は余暇のためにあるという考え方が昔からあるんです。
基本的に一日の働く時間も短いでのですが、年間休日も祝日の多い日本よりも多いんですね。
有給もフルで取る人がほとんどです。
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というように、仕事に対しての考え方が違うという理由もあって、平均年収が低くなったのでしょう。
平均年収は、なんとG7の中でも極端に低い431万円です。
不名誉過ぎる!!日本はG7の平均年収で最下位
なんと、仕事は余暇のためという国民性のイタリアにすら平均年収で負けるという不名誉なことになってしまいました。
日本人は、労働時間が長く有給休暇取得率も低いです。にもかかわらず、G7で最下位なんです。
G7の中では圧倒的に平和な国ですので、そういった点はよいですが平均年収が低すぎるのは問題ですね。
まぁ、世界平和度指数では平均年収2位のカナダに負けていますが…。
ちなみに、そのランキングでは日本は10位です。アジアでは1位ですが、たいしたことないですね。
男女の給与格差だと?
ちなみに、男女間の給与格差だとどうなるのかも調べました。
参考にしたサイトはこれです。
>>TRANSDISCOVERIES 世界の男女賃金格差ランキング
数字は、1だと男女差は0という意味です。
G7だと、男女格差が少ない順に
- ドイツ0.766
- フランス0.755
- イギリス0.752
- カナダ0.731
- アメリカ0.722
- イタリア0.719
- 日本0.66
でした。
これを見て、「日本は男尊女卑が激しい」と思うのは早計です。
日本に古くから存在する専業主婦という文化があります。
さらに、実家にいながらフリーターをしている女性、アパレルなどの接客業で働く女性、パートという働き方を自ら選んでいる女性もいます。
そういうケースも含めての格差です。現代の日本では、同一の職業・職種で女性の方が給与が低いなんてことはありません。
とはいえ出産に伴って出世に不利になる女性が多いのは事実です。
それに関しては、男女ともに育児休暇を取得することによって、改善されればと思っています。
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男女ともに日本の平均年収は低すぎる
どちらにせよ、男女ともに日本の平均年収は低すぎます。
企業が儲かっていても内部留保を多めに取ってしまうのが日本企業の良くないところです。
設備投資や人材への投資が、更に景気の回復を呼ぶことでしょう。
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