「キャンディは無くなりました」の張り紙。
今年のハロウィンは今一でした! ┐(´∀`)┌
なぜならストームが来ており、その日は朝から雨が降ったり止んだりで。
三家族ほどで集まって行く約束をしていたのですが、最終的な判断で今年は屋内であるモールの各店舗がキャンディを配るトリックオアトリートに行くことにしました。
5時から7時まで行っているとの情報だったので、お父さんたちも仕事が終わる6時頃にモールのフードコートに集合して出発したのですが、至る所が仮装した子供達とその家族で溢れており、平日の夕方だというのに大変な混みようでした。
フードコートを抜けて普通の店舗が並ぶエリアまで出たのですが、すでに
「キャンディは無くなりました」の張り紙が大半のお店の前に貼られていました。
(オバケを追い返すためにオバケのイラストの張り紙が効くんですね。。。笑)
あまりにも全く手ごたえがなかったので、お母さん達で急遽モールに入っているTarget(Kmartのようなお店)へ行ってキャンディやチョコレートなどの詰まった袋を買って自分たちの子供らに配るということでハロウィンを終えることにしました。
< 今回のモールでのトリックオアトリートで学んだこと>
モールのトリックオアトリートに、余裕を持ったスタートは禁物。前のめりくらいが丁度いい。
他の家族達と別れた後、主人が「やっぱりいつも回っている場所にも行ってみよう」というので、私も娘達もとりあえず行くことにしました。
そうしたらなんと、こんな霧雨が降ったり止んだりしている暗い中、なかなかの人数の人が歩いているではありませんか。
いつものような、その界隈の大半の家が配っているという感じではなく、半分ほどの家ではありますが玄関のライトを明々とつけて、お家のオーナーやその友達などが談笑しつつ、玄関先でキャンディの入ったボールを持って訪れる人々を待ってくれていました。
いつも行く消防署のスタッフたちも、紙袋に詰めたキャンディとともに夜道でも光るグロースティックを子供たちの手首に一個づつ付けてくれました。
途中に立ち寄った家は明るいけど最初誰もいないのかと思って見ていたら、小さな2~3歳の女の子がガラスの扉越しに人が訪れるのを待っていました。
彼女もうちの娘たちに気が付き、キャンディの入ったボールを持って来、若い白人のお父さんに扉を開けてもらって嬉しそうに娘たちのカボチャのバケツにキャンディを入れてくれました。
それを見ながら、以前何かで読んだ記事を思い出しました。
アメリカの本当のお金持ちはお金の法則を知っている。
その法則とは、お金は人のために使うことによってさらに入ってくるようになっている。
従って彼らは自分たちの子供にも小さな頃から人に与えることを学ばせるらしい。
確かに仮装していろんな家を回ってキャンディをもらうのは子供にとっては楽しいです。
しかし、あの小さな女の子や他の家にもいたキャンディを配る側の子供達は、ただキャンディを貰うのとはまた違った喜びを感じているのでしょう。
あの小さなキャンディを配る女の子と娘達の姿を合わせて見たとき、私はこんなことを言いました。
「与える側と与えられる側って、この頃からすでに決まってるのかな。」
主人はそれを聞いて一言、
「・・・なんか嫌だな。」
と言いました。