浦和の大槻毅監督(46)がまさかの愚行でレッドカードを突き付けられた。後半38分、ベンチ付近でエベルトンともつれた鹿島DF永木を左手で突き飛ばして倒した。大槻監督は顔の前で両手を合わせて謝意を示したが、荒木主審の判断は一発退場。国際ルールの改正後、J1で監督が退場処分を受けたのは初めて。
大槻監督に代わって試合後の会見に臨んだ上野ヘッドコーチはGK福島、MF柏木らの先発起用を問われたが「ぼくは答えられない。日程やすべての要素を考えながら」と話した。
7試合ぶりに先発した柏木は「しっかり守っていた中でやられてしまった」と振り返り、「(敗因は)チームとしての成熟度の違いなのかなと感じた」と語った。