秋季高校野球東海大会の準決勝が2日、岐阜市の長良川球場であり、中京大中京(愛知1位)が藤枝明誠(静岡1位)に12-5で8回コールド勝ちし、2010年以来となる来春センバツ出場をほぼ確実にした。
最速148キロのエース、高橋宏が1回に2点を先制されたが、3番・中山の2点二塁打などで直後に3点を奪って逆転。2回にも中山が2点二塁打を放ち、4点を追加すると、9―5の8回に3点を挙げて、コールド勝利。中山は3安打6打点の大活躍だった。
中京大中京は16、18年に準決勝で敗退し、目前でセンバツ切符を逃していた。昨年の敗戦を経験している中山は「高橋先生(監督)はセンバツに出ていないから、連れて行こうとみんなで話していた。貢献できるヒットを打てて、ホッとしている」と喜んだ。