ykDonutsのイラスト倉庫 ~アメリカ東海岸から愛2019~

みなさん、こんにちは! こちらはアメリカ東海岸在住四半世紀、日本人の旦那を持つ5人兄弟の母のブログです。

Youtubeから学ぶ!三男クッキング☆クレームブリュレ

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クレームブリュレ。

 

 

 

 

うちの三男(13)は三人の兄弟の中で一番食べることが好きです。

 

宿題やゲームをしていない時は大抵youtubeを見ている彼ですが、アニメの他はほとんど食べ物系を見ているようです。

 

どんなyoutubeを見ているかと言うと、

若いアメリカ人二人組が日本へ旅行に行っていろんなB級グルメをめぐる食べ歩きものだったり、アメリカの山奥へ行って鳥などの野生動物を狩ってそこで調理して食べるものだったり、ジャンルはバラバラです。

 

ここ最近は「厚焼き玉子をつくってみたい」と言うので、玉子焼き機を使って作り方をおしえたところ、その後も何回かトライしてかなり上手に焼けるようになったので、私が忙しくて食事の準備ができない時に、代わりに彼に厚焼き玉子を焼いてもらうくらいになりました。

 

 

そして先日youtubeを見終わった彼はキッチンにいる私のところへ来て、「クレームブリュレをつくりたい」と言いました。

(どうやらyutubeで作り方を学んだらしい)

 

 

クレームブリュレ・・・。

陶器に入れて焼いたカスタードプリンの上に最後に砂糖を振りかけて焦がすやつか。

 

少し考えたのち、私は

「自分でできるんだったらいいよ。」

 

と許可をしました。

 

 

そして夕食後、彼のクレームブリュレ制作は始まりました。

 

私はその間他の部屋にいました。

 

何回か材料や容器などがどこにあるか聞かれるたびにキッチンに行きましたが、ほとんど手伝うことはしませんでした。

 

ちらっと見たところ、卵黄と卵白を上手に分けたり、クレームブリュレの液体の上に溜まった泡も綺麗に取り除いたりしていました。

(多分私だったら「捨てるのはもったいない。」とそのまま使っていたと思います)

 

そして湯銭に浸かった、小さな白い陶器に分けられたクレームブリュレをオーブンに入れ、気持ち低温で40分ほど蒸し焼きにし、その後は一旦一晩冷蔵庫で寝かせると言って、その日は作業を終えました。

 

 

そして翌日の夕食後、オーブンの機能の一つにブロイルと言って日本の魚焼きコンロのように上から炎が出て焦げ目を付けれるようになっているのですが、その機能を用いて砂糖を振りかけたクレームブリュレを焼いて焦げ目を付けました。

 

焼き終わり後はまだ液状だった砂糖ですが、次第に冷えて固まり、まるで薄いガラスのような表面になりました。

 

 

いただいた感想ですが、若干砂糖の膜が熱く、もう少し砂糖は少なくてもいいかな?という印象でした。

 

下のカスタードの方は、ちゃんと卵に火が通って固まっているのにトロッと滑らかかつ濃厚で、とても美味しくてびっくりしました。

 

完全なお菓子作り初心者の三男がほぼ失敗無く作れるなんて、本当にyoutubeは凄いです。。。

 

 

しかし小さなころから「シェフになりたい」と言っていた彼と、そして頭ごなしに「シェフは大変だよ」と言っていた私ですが、そんなに簡単に夢を諦めさせるのは酷なのかな、と彼のクレームブリュレを食べて少しだけ思いました。

 

 

いや、でも先のことを考えると、料理よりも先にレストラン経営もできるようにビジネスを学ばせるべきなんじゃ・・・。と、子供の将来について相変わらず計算してしまう自分でありました。