中日の与田剛監督(53)が1日、沖縄・北谷で行われている秋季キャンプに合流した。午前は体力強化のメニューだったが、汗だくになりトレーニングする選手たちを早速、チェック。「数日間で随分、日焼けして、たくましくなった。シーズンの結果を踏まえて、力を付けていくだけ。私自身非常に悔しい、恥ずかしいシーズンだった。その意識を選手とともに来季へ向けていきたい」と話した。
今キャンプのテーマに「体」を「操」るという体操を掲げている。その点に関しては「必死になってトレーニングしても、自分の思うように操れていない。関節が固いとか。うまく操れるようにトレーニングして、意識も持って、より強くしていきたい」と説明。さらにパワー不足を指摘し、「体と心両方で考えている。チャンスがピンチになる。そこは気持ちでパワーが足りない。技術的にはナゴヤドームでいったと思った打球がフェンス上段に当たる、野手の間を抜けない。そこを見直していかないといけない」と話した。
秋季キャンプは10月30日にスタートしたが、与田監督は30日に東京都内で開催されたカルロス・ペレイラ駐日キューバ大使の送別パーティーに矢野球団社長、加藤球団代表とともに出席。31日に沖縄入りした。