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2019年11月2日 紙面から
中日との仮契約を終えた東邦高の石川は名古屋の街並みをバックに笑顔を見せる=名古屋市中区のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で(小沢徹撮影)
中日にドラフト1位指名された石川昂弥内野手(18)=愛知・東邦高=が1日、名古屋市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円の最高限度額で仮契約を結んだ。中日からドラフト1位指名された高校生選手が最高限度額で契約したのは、2015年のドラフト会議で1位指名された小笠原慎之介投手、昨年の1位だった根尾昂内野手に続く3人目。石川はこれから始まるプロ生活へ向け、日本の4番打者になるという大きな目標を掲げた。(金額は推定)
高い評価を受けた石川は、仮契約後の記者会見で晴れやかな表情を浮かべた。
「より一層しっかりやらなければいけないなと思った。数字を見て、すごく期待されている。結果を残さないといけない。自覚を持って緊張感を持って日々の生活を送らないといけないと思った」
松永編成部長、米村チーフスカウトらとの入団交渉では「ドラゴンズの4番を打ってもらいたい」との言葉をかけられた。「自分の目指しているところはそこ。そうなれるように、しっかり努力していかなければいけないと思った」。こう語った石川は、さらなる上の目標を設定した。
それは、日本の4番だ。意識しているのは、侍ジャパンの4番・鈴木誠也外野手(広島)。最近、侍ジャパンの映像をテレビで見た際に刺激を受けたようで「よく見るのは鈴木誠也さんの打撃。しっかり結果を残すし、すごいなと思う。自分も日本の4番を打てるような打者になりたい」と語った。
ドラフト会議で指名された直後から、将来は三冠王になりたいと口にした。この日も「自分の目標は三冠王を取ることなので達成できるように頑張っていきたい」とブレずに語った。将来的な侍ジャパン入りへの思いも語っていたが、この日はさらに大きい「日本の4番打者」を目標に設定した。
そして、プロ1年目に目指すのは新人王だ。来季の目標を聞かれると「新人王を取ることなので、そこは変えずにやっていきたい」とキッパリ言った。
そのためには、本職である三塁のレギュラー・高橋をはじめ、他の先輩選手と争って出場機会を勝ち取らなければならない。それでも、負けずにぶつかっていく気持ちが石川にはある。
米村チーフスカウトが「高橋が元気だが、やっつけるくらいの気迫を持ってやってほしい」と報道陣に語ったことを伝え聞くと、「厳しいこととは分かっているが、遠慮せず野球で持ち味を発揮したい」との気概を見せた。
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