2019年10月の初め頃にSphere.itという技術カンファレンスに参加するために1週間ポーランドのKrakowに滞在しました。
Krakow、街はきれいで人は親切だし物価はめちゃくちゃ安いし治安も良いし英語も結構通じるので、数ヶ月単位でゆったりするのに良さそう。一方でこのあたりの冬は思ったよりどんよりしていて冬季鬱に悩まされる人が多いというのも納得だなぁという印象。全体的にはとにかく良いところでした!
関西国際空港からKrakowの宿への移動編
航空会社はKLM、全部で15時間。関西国際空港から Amsterdam Airport Schiphol で乗り継いで Kraków John Paul II International Airport へのフライト
乗り継ぎは60分あるので余裕だろ〜と思っていたのだけれど、到着が20分遅れる + スキポール空港のPassport Controlが大混雑でめちゃくちゃ焦る。
EU圏外の人が100人くらい並んでいるけどそれをさばく審査官は一人みたいな異常な状態。 流石にやばすぎるのでセキュリティに助けを求めて前方の列に割り込ませてもらう。それでも時間がかかって入国審査を終えたのは乗り継ぎ便出発3分前。終わったなと思いつつ空港を全力疾走で走ってみたけれど、結局乗継便も30分遅れになっていてなんとか間に合う...
KLMからの連絡を受けられていればこんなに焦ることもなかったので、スキポール空港についた時点でSIMカード差し替えてインターネット利用しておくべきだった
乗り継ぎはかなり困ったけれど、KLMのサービスや機内食はクオリティが高くて良かった。
Kraków John Paul II International Airport、到着したのは現地時間19:00頃。気温は4℃くらい。寒すぎる!SIMカードさそうと思ったらSIMピンなかったので、シャーペンの芯でなんとかこじ開けてインターネット利用開始する。
Uber呼ぼうと思ったけど近くに車両が全然いないのでタクシーでAirbnbの宿に移動。ぼったくりリスクを考えるとUberが望ましいけれど、特に問題なかったどころかめちゃくちゃ親切なおじちゃんで宿がどこか丁寧に教えてくれた。
Airbnbでとった宿はこちら
空港からはタクシーで約30分で3000円くらい。街の中心へも徒歩で30分くらいバスなら10分くらいの良い立地。一泊3300円くらいで安い!!!! ホストのLucynaさんもすごく親切だし、居心地めちゃくちゃ良かったのでおすすめです。
家の周辺はこういうザ・住宅街という感じ。
tap water は一応飲めるとは言われたけど不味くて飲めたもんじゃないのでミネラルウォーター買ったり、紅茶にして味をごまかして水分補給した。
街散策編
到着翌日、食べ物や飲み物、コンセントの変換器やUSB変換器(持ってくるの忘れた)を買いに街にでかける。Krakowのバス事情はこちらのブログで予習してました: 【ポーランド】クラクフのトラム・バスの乗り方 | たびこふれ
ちょうど7日間滞在するしでかいバス停で7日間チケットを購入する1700円くらい。チケットはクレカで購入できるのだけれど、チケット販売機がぶっ壊れていてクレジットカードを吸ってくれない、近くにいた兄ちゃんが助けてくれようとしたけどだめだこりゃHAHAHAってなって現金で購入した。その兄ちゃんは現金持ってなかったらしく別のバス停に歩いていった。
このチケットをバスの中に設置されている黄色い機械に挿入して利用日時を印字するのだけれど、チケットに挿入するのは最初の一回だけで良い。僕は勘違いしてこのチケットをバスに乗るたびに黄色い機械にいれてたのだけれどチケットコントロールのおじさんに「once! once!」って怒られた。
Krakowで一番でかいショッピングモール、 Galeria Krakowska に行き、H&MとNikeで不足していた下着や上着を買う。日本のクレカ使うとJPYで払うかPLNで払うか聞かれるけどPLNで払う、JPYでは受け付けてくれなくて処理できませんでしたってなることがあり面倒。
でかいサンドイッチがガラスケースの向こうにあって、店員のおばちゃんにとってもらうシステムだけどポーランド語なんて読めば良いのか分からない。勘で発音したら怪訝な顔をされるので、写真を撮って「I want this!」っていうととってくれる。ちなみに1ztが30円くらいなのでこのでかいサンドイッチは210円くらい、安すぎ。
ポーランドの2019年のunemployment rateは3.3%と非常に低く(日本は2.4%)、街全体的に治安が非常に良いのだが、やはりこのあたりの都市中心部に行くとホームレスはちらほら見かける。
そこから少し南に行くと世界遺産に登録されているKrakow Old Town、歴史保存地区みたいな感じでタイムスリップしたかのような町並みが売りで、そこらへんに観光用の馬車が走っている。
景観に馴染むデザインのスタバ。このスタバに通いすぎて店員の姉ちゃんに顔を覚えられる。ここの店員英語喋れる人ばかりから安心して行けるから...
ちなみにポーランド、年代が上のほうだとあんまり英語通じないけれど、若い世代は英語かなり通じる。実際EF EPI 2018による調査ではポーランドの英語能力ランキングは世界13位でhigh proficiency EF English Proficiency Index - Wikipedia。
なんか街全体に鳩が多い。それなのに街に鳩の糞がたくさん落ちているというわけでもなく清潔なので不思議。
夜景もきれい。歩いているとストリップバーとかの客引きのあんちゃんにめちゃくちゃ勧誘されるけど、ポーランド訛りの英語聞き取るの難しくてあまり何言ってるのか分からなかった。
大広場から少し東に入ったあたりでローカルマーケットみたいなのが開催されていた。
ポーランドは電子マネーが進んでいて、普段の生活で現金を使うことは一切ないのだけれど、ローカルマーケットでは現金のみしか受け付けないところもある
ポーランドの餃子ことピエロギ、これにいちごのジャムみたいなのをつけて食べる。ジューシーで美味しい、一個120円くらい。
ホットワインのお店、樽でできてておしゃれですね。みんなジュースみたいに飲んでるけどアルコール度数強くて半分くらいしか飲めなかったけど美味しかった。
チョコレート細工、凄すぎる。買おうかと思ったけど日本に持って帰る途中で粉砕しそうだなと思ってやめておいた(残念)
服とかも小物も売ってて盛り上がってる。
観光地の食事に飽きてきてマクドナルドに駆け込む。実家のような安心感。クラクフのマクドナルドの多くはキオスク端末が導入されていて、タッチパネルで注文して番号が呼ばれたらカウンターに取りに行くだけなので人間との会話が発生せず気が楽。なんか現地特有のバーガーのセット+サラダ(でかい、美味い)で600円くらい、安い。ポテトの塩が少なくて味が薄いけど個人的にはちょうどよい。
Wawel Royal Castle
Krakowの有名な観光地らしいWawel Royal Castle
Wawel Royal Castle地下に住み着いているとされていた Wawel Dragonの像、一定時間ごとに火を吹いていくれる。かっけえ。ちなみにこのドラゴンは硫黄をたっぷり染み込ませた子羊を食べさせられ、耐えられないほどの喉の乾きから川の水を飲みまくって破裂して殺されたらしい、酷すぎる。
Wawel Royal Castle 周辺の川はのどかな雰囲気に包まれていて、京都の鴨川みたいな感じ。
ポーランドの京都と呼ばれる(日本人が勝手に呼んでる?)Krakowの鴨川ことVistula Riverです。シャボン玉飛ばしまくってる兄ちゃんとか仮装してバイオリン弾いてるおじさんがいて鴨川っぽい
Wawel castle 付近の地図に書き殴られていた、all town bitchらしいです。
きれいな街の写真コーナー
帰り
帰りも飛行機が遅延して乗り継ぎの空港を全力疾走することになる。関空についてみたら荷物がまだオランダにあると言われるけど疲れ果ててあっなるほど〜みたいな感じになる。
私、魔女のキキです。こっちはスーツケースが空港に届いてなくてしくって家の鍵をスーツケースに入れてしまったので立ち往生してるたにしきんぐ。
一日待って荷物をゲットし家に到着する。どたばたしてしまって行けなかったけど、時間があったらアウシュビッツ強制収容所跡も行きたかった。死ぬまでにはもう一度訪れたい。