ここ数ヶ月の退職ムーブメントの中でドワンゴを退職した身だが、このブログのSlack云々の話は現職さんが正しい。
https://mi111.hatenablog.com/entry/2019/11/01/013545
が、そんなことしているのは一部のエンジニアだけというのも事実。少なくとも、自分が担当していたサービスのエンジニアさんは、Slackでの雑談に時間を使うなんてことは(ほぼ)なかった(後述する雑談チャンネルでは見かけなかった)。
サービスへの愛情も良くしようという熱意もあったし、非エンジニアの要件をしっかり仕様に落とし込み、実装してくれる頼もしい人たちだった。
ときには、エンジニア側からサービスに対する提案もあったりして、すごくありがたかった。
退職エントリの人は「ドワンゴの slack では、将来的なニコニコの姿や、今どうすればニコニコがより良いものになるかが日々真剣に語られています。」なんて言っているが、実情はパブリックな雑談チャンネル的な部屋で、サービスに関係のない門外漢が思いつきレベルのアイデアや不満を言ったりしているだけ。
別に思いつきレベルのアイデアが悪いわけではないが、それで良くなると本当に確証があるなら、該当のサービス担当者に伝えればいいわけで、Slackで他のメッセージにまぎれて虚空につぶやいたり、同じく雑談チャンネルに張り付いている門外漢同士であーだこーだ言い合ってても良くなるわけがない。
実際、本気度高い人は、担当者に口頭で伝えてみたり、各サービスのSlackチャンネルで担当者にメンション飛ばして提案してみたりしてた。社内システムでサービス担当者を探し当てることは別に不可能ではなかったし。
個人的にも他部署の人から提案された経験はあるし、そこからちゃんとアクションにつながったことも何度もある。
だから、Slackでのやり取りだけで議論や提案をしたつもりになっている人は、単に担当者に伝える手間を面倒くさがったり、説得力のある企画書に落とし込む労力をスキップして、くだ巻いてるだけにしか思えない。
そんなの、誰かが反応して形にしてくれると受け身で待つだけの構ってちゃんみたいなものだよね?
ぶっちゃけ、ちゃんと仕事してて忙しかった人は雑談チャンネルなんて見る暇ないし、別に見ようともしてなかったから、届くわけがない。
何より地獄なのは、普段エンジニアと一緒に仕事する機会がない人が目にするエンジニアが、雑談チャンネルで活発なエンジニアだけということ。
そりゃ、断絶も生まれるよ。
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ちなみに、この増田は雑談チャンネルでのやり取りをしょっちゅう仕事さぼってトイレで眺めてたダメ社員です
うそつけ全部想像だぞ
ダメ社員がいたぞ!殺せ!
D社員は雑談チャンネル開くためにslackトイレに行くなんて奥ゆかしいことはしないのでダウト