れいわ新選組の山本太郎代表と、無所属の馬淵澄夫元国交相が設立した超党派「消費税減税研究会」からNHKから国民を守る党が排除されたと日刊スポーツ、東スポが報じた。消費税減税研究会の設立総会から追い出されたのはN国党の上杉隆幹事長と、立花孝志が参議院議員を辞職したことで参院比例の繰り上げで議員となった浜田聡議員である。

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 上杉幹事長はYoutube動画において前代未聞というタイトルをつけて、今回の出来事がいかに不当であるかを饒舌に語っている。


3:11~
上杉隆「記者も入っていたから私、動画を回していたんです、Youtubeで。これはね正直言ってこちらがルールを知らなかったので、まぁ、完全にオープンだと思っていたんです。そのままYoutubeを流していたら途中で(主催者側が)止めてくださいと言ったんで速やかに止めたんですよ。あ、そうですか、と言って。そのまま会が進んで、参加していたら、各党の発言お願いしますと言われて、ずっと各党の発言を待っていたら、するとN国、みんなの会派は当たらないんですよね。あれっと思って手を挙げたら無視されて、手を挙げたんですよちゃんと、で完全に無視されて、だって、議員じゃない人も入っているし、山本さんも議員じゃないし」

 これはあくまで上杉幹事長と浜田議員の言い分である。しかしながらこれは俗に言われる「情報操作」と「報道しない自由」というものである。

 参加者によれば受付時に「撮影していいのは冒頭のみ」「取材陣がでてった後に動画を撮るのはやめてくださいね」と念入りに伝えられていたのであった。受付をして入ってきたのだから説明をあったはずである。一般人のプライバシーなど無視、嫌がる相手の動画を撮影するのが常のN国党なのだから、受付が伝えないとはなおさらおかしい。






ほんとうに撮影NGを知らなかったのか?

 それでも受付の伝達ミス。

 上杉
幹事長と浜田議員の聞き逃し。

 ミスとするならば撮影NGを知らなかった可能性はないと断言することはできないだろう。だが、これはあくまで素人であればの話である。上杉幹事長に関しては、「知らなかった」はあり得ないのだった。現在浪人中の
宮崎タケシ氏消費税減税研究会に参加をしていたようで、上杉幹事長の主張に対してしっかりと反論をされていた。

 ※
宮崎タケシ氏とは、前回の衆議院選挙において群馬1区から出馬したものの、小池都知事の排除します発言のあおりを受けて落選してしまった元衆議院議員である。


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 冒頭のあいさつ後にメディアが退出し、仮にもジャーナリストである上杉幹事長がその意味合いを知らないわけがないのである。わざわざ問題を起こそうと撮影を続けていたとしか考えられない。しかもYoutubeのLive配信である。もしくはジャーナリストとして無能でなのか、どちらかである。

 以前、上杉幹事長はFacebookとTwitter、そしてYoutubeにて文脈的に幹事長を辞任すると誰もが読み取るだろう誘導的な投稿をして、報知新聞と日刊スポーツに「上杉隆、幹事長辞任」という報道をさせた。そしてYoutubeの動画で、自分に確認せずに報じた二社を取りあげ「メディア全体」と語り、「ジャーナリズムを教育しているのです」と上から目線で講義をしていたのも記憶に新しい。


記事はこちらになる。



 そんなジャーナリストの大先生である。まさかとは思うがメディアが退室した後にそれでも撮影OKと勘違いすることはないだろう。



上杉幹事長による情報操作・報道しない自由
 

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 宮崎タケシ元衆議院議員のツイートは簡潔明瞭でわかりやすい。上杉幹事長と浜田議員のやらかした事案をたった一つのツイートにおいてすべて把握ができるようにしてくれていた。

①参加の呼びかけ対象でない

②決まっていた事前の参加登録もない

③受付で名刺を渡しただけで「出席を許可」されたと主張

④浜田議員の付き添いと称して、現職・元職の席に座り移動も拒む

⑤非公開なのに動画を撮影(Live配信)

⑥馬淵議員に参加を了承されたと虚偽を述べる

 要するに上杉幹事長が動画内で語っていたのは「報道しない自由」を行使して、自身にとって都合のいい情報の切り取りでありであった。上杉幹事長、浜田議員側は、最初から参加する手続きを踏んでいないのだ。そしてメディアが退出し撮影NGになってもLive配信というマナー違反を犯し、さらには参加していい言われたと虚偽を述べている。

 ここまで指摘されて反論もないのだ。情報操作をして炎上を狙ったのだろうが失敗。後に残ったのはこの情けない煽りツイートである。

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 上杉幹事長は動画内において、「党派を超えて協力」と口では綺麗ごとを語るが、行動はこのありさまである。主要メディア各社からは一切相手にされず、上杉排除と報じたのは日刊スポーツ、東スポのみ。ジャーナリストがまともな炎上商法もできない。すでに信用もない実力もない、ないない尽くしが露見され、上杉幹事長のジャーナリストの肩書は地の底に落ちたともいえる。N国党がなくなれば、彼にはYoutubeにしか居場所がなくなるのではないだろうか。



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